欅坂46と乃木坂46の“アーティスト宣言”の記事を読んだ

公開日: : 最終更新日:2017/01/14 乃木坂46分析, 欅坂46分析

      

色々と言いたい!

どうも。
新常です。

最近こんな記事を見つけました。

炎上覚悟!? “アーティスト宣言”する欅坂・乃木坂メンバーにアイドルファンの不満相次ぐ

dmenu映画より)

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さて、この記事はどう解釈しようか

最初に言っておきますが、私はアイドルがアーティスト宣言をするだなんだにはあまり興味はありません。
ただ、乃木オタとして記事の内容に少し言いたいことがあったので暇つぶしがてら書いてみようといった感じです。

まず私がこの記事を読んで一番最初に感じた事が“記事全体の曖昧さ”です。

アイドルとアーティストの線引きが分かりにくいとしてる点は良いとしても、「世間一般の認識」「ネット上では」など、かなり抽象的な表現が多いんです。

実際にファンやアンチにインタビューをして書いた記事なのだろうか?
世間一般の認識とはどの範囲のことを指しているのか?
ネット上の書き込みは一人で複数の書き込みをしている点を考慮したのか?

まるで世間一般の声=ネット上での書き込みと言わんばかりの記事。
仮にもネットメディアにコラム記事を投稿できる程の人物なのであれば、しっかりとした根拠を示せなかったんだろうか?
終始突っ込みどころが多い気がしますし、記事全体に筆者の血が通っていない感じがします。

ウェブマーケティングと言えば聞こえはいいですが、ちょっとお粗末・・。・



まぁ握手会にもライブにも行ったことのない私が偉そうに言えた立場ではありませんがねw

尖るなら徹底的に尖ればいいのに

この記事で取り上げた「アーティスト宣言」という題材はとても良い目の付け所だと思うんですよ。
ですが、その題材の魅力を半減させているのが尖りきっていない記事の内容なんですよね。

読んでいて分かると思うんですが、記事に一貫性がないんです。

批判したいのか?
肯定したいのか?
改善点を提案したいのか?

これらがイマイチ見えないので、すごく中途半端な記事になっている印象。
単にネット上の意見を引用するだけなら某大型ちゃんねるのまとめサイトの方がよっぽど優秀。

どうにも尖り切れていない印象が題材の魅力を半減させていると感じます。

アンチの声を取り上げてファン離れっておかしくない?

「握手会券などの特典商法は以前から批判の的となっており、ネット上はそれを棚に上げたような発言は炎上してしまい辛辣なコメントがあふれ、彼女たちの“アーティスト宣言”はファン離れにもつながる恐れがある(一部省略)」

としていますが、これは論点がおかしくなかろうか?

そもそも握手会に行く人が「アーティストは握手会はしません!」などと言うだろうか?w
むしろ彼らはCD欲しさよりも握手券欲しさでCDを購入しているわけで、それにお金を掛ける価値があると判断しての消費活動なわけです。
第一、ネット上ではファンの不信感も見られるなんて書いてありますが、そもそもその人たちがファンだという確証が何処にあるかもわからん訳で。

なので、批判している人の声を棚に上げてファン離れと結びつけるのはいささか無理がないでしょうか?
ライブ会場に足を運んで「乃木坂がアーティスト宣言したんですがどう思いますか?」と無作為多数に聞いてきたのなら“ファンが批判している”という意見も納得ですが、ネット上の意見を取り上げただけなら根拠もクソもないでしょう。
つーか校閲とかせんのかな?

ただ、「アイドルになりたくて乃木坂に入ったわけじゃない」と発言したのは安易でしたね。
この手の発言は結果的にファンを罵ったと思われても致し方がないので、メンバー側も慎むべきでしょうし、事務所側も安易な発言は控えるように指導するべきだったかと。

本音を語るなとは言いませんが、業務上不利益を被るような事はグッと飲み込むのもプロでしょうよ。

東京女子流の分析が甘くない?

最後の項で東京女子流を引き合いに出して、今後の欅坂・乃木坂の活動に対しての考察を書いていますが、これももう少ししっかりと書いて欲しかったですねー。

この記事に載っているのは、運営サイドが考えたアイドルとアーティストの具体的な線引きとその戦略だけ。

私が調べたところによると、東京女子流というグループが脱アイドル宣言をしたのが2015年の1月頃。
そこから現時点までの活動を軽く分析してみます。

少し経営計画の話になりますが、通常企業の経営計画は短期(1年未満)、中期(2年〜3年)、長期(3年〜5年)のスパンで計画の立案と見直しがされます。
この経営計画に則り、俗に言うPDCAサイクルが行われるんですが、特に長期計画の進捗は重要であり、何かしらの大きな路線変更が行われる場合というのは長期計画が変更された際が最も多いんです。

これを東京女子流に当てはめれば、来年は中期計画最終年並びに長期計画初年度となるので、現時点である程度の結果が求められる立場といえるわけです。

ですが、脱アイドル宣言をしてから売り上げを落としている現実があり、CDのセールスという視点だけで見ると現状では脱アイドルが成功したとは言い難いんです。
それに路線変更してからある程度の時間が経っているので、「まだ時間はあるからじっくりやって行こう!」なんて呑気な事を言っている猶予はないんですよ。

なので、分析する側が「アーティストに転身した東京女子流が自分たちの“アーティスト像”を体現できるか、楽しみだ。」としているのは、多少見通しが甘いんじゃないかなーと言わざるを得ないと思います。

立て直しが急務とまでは言いませんが、少なくとも楽しみだなどと言っている余裕は無いんじゃないかなーって思います。

結局は受け取る側の問題だろうよ

元を正せば、アイドルがアイドルと言われる所以、アーティストがアーティストと言われる所以というのは非常に曖昧。

例えばジャズ界の重鎮であるアームストロング氏は作詞作曲を殆ど行っていません。
ですが、多くの人は「ジャズ」と聞いただけで無条件にアーティストと分類すると思うんです。
それだったらアイドルだってアーティストでいいじゃないですか。

ジャズはかっこいいからアーティスト?
アイドルはヤラセっぽいから非アーティスト?
シンガーソングライター以外は非アーティスト?
なんじゃそりゃ。

そもそもアーティスト(表現者)というのは表現で人の心を動かす人の事なので、それが例えヤラセでも出来レースでも口パクでも特に過程は問わなくて良いんじゃないですか?

結果的に心に呼びかける事が出来て、その人にとって“アーティスト”であればそれで良いと思うんです。
第一表現者側が適当なことやってたらファンだって心は動かないでしょうから。

それにアイドルグループだからといって音楽だけで惹きつけないといけない決まりはないでしょうし、握手会などで演者自身を“アーティスト”として見せる戦法は十分策士でしょうよ。

10数秒の間に「また次も行きたい!」と思わせる技能が普通の人にあるとは思えませんし、その先にCD購買という消費活動があるなら、もはや商法云々は表現者としての当然の経済活動だと思いますけどね。
それが資本主義。

アイドルは非アーティストだ、宣言したら炎上するだと、外野が下らんことを言う必要はなかろうよと。
だって問題なのは受け取る側がどう感じるかなんだから。

なんだか訳が分からなくなったw

というわけで、今回はヤフーニュースでピックアップされていた欅坂、乃木坂関連の記事を読んで思ったことを書き殴ってみました。
最終的には自分でも何が言いたいのか分からなくなったのは内緒でw

結局私が今回言いたかったのは、物書きとしてもう少しプライドと根拠を持って書いて欲しいなーということです。
せっかく大きなメディアにコラムを持っているのに、ネットの書き込みを引用してるだけなのは勿体ないでしょ。

久々に熱くなりましたが、今日はこのくらいで。

では。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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