乃木坂46の新センターに齋藤飛鳥が選ばれた理由を分析してみた

公開日: : 最終更新日:2017/01/16 乃木坂46分析

      

乃木坂46の15枚目シングルの選抜メンバーが発表されました。

弱冠17歳ながら数万人規模の前に立ちパフォーマンスをするプレッシャーったら半端じゃないでしょうが、とりあえずおめでとう!
10歳近く年下ながら恐れ入ります。

というわけで、いつも通りアイドル分析と評して乃木坂46のセンターがなぜ頻繁に変わるのか?そして、なぜ齋藤飛鳥がセンターに抜擢されたのか?

そんな疑問を分析してみたいと思います。

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齋藤飛鳥ってこんな人

まずは齋藤飛鳥さんの乃木坂加入後の活動を軽くおさらいしてみたいと思います。

・東京都出身、17歳
・日本人とミャンマー人のハーフ・2011年8月21日、乃木坂46の1期生オーディションに合格
・乃木坂46の1stシングル「ぐるぐるカーテン」でCDデビュー
・2012年8月22日、乃木坂46の3rdシングル「走れ!Bicycle」のカップリング曲「海流の島よ」で初のセンターを務めた
・ANNA SUIの2015年秋冬アジア圏ビジュアルモデルに抜擢
・ファッション誌『sweet』(宝島社)のレギュラーモデル
・2016年、乃木坂46の15thシングルで初のセンターに選ばれた

意外と知られていないようですが、齋藤さんは日本とミャンマーのハーフです。
見た目は日本人顔なので、言われないとハーフとは気がつかないですね。
というか、言われてもピンとこないかも。

で、齋藤飛鳥さんと言えばアイドル界一の小顔なのでは?と評判です。

実際テレビなどで見てても確かに小さいですし、身長が158㎝とモデルとしては小柄なのですが、顔が小さいので背が高く見えますよね。

2011年結成ってことは加入当時は12歳か13歳ってことになりますね。
ランドセル背負って鼻水たらしてた系?(笑
いやー若いなー。

 

なぜ乃木坂のセンターは頻繁に変わるのか?

では早速本題に入っていきたいと思います。

乃木坂46のセンターは初代の生駒さん、二代目の白石さん、三代目の堀さん、四代目の西野さん、五代目の生田さん、六代目の深川さん、これらに次いで齋藤飛鳥さんで七代目のセンターになります。

15枚のシングルのうち7人がセンターを務めたということは、2枚に1枚はセンターが変わるということです。
AKBや他のアイドルと比較するとちょっと多いですよね。

ではなぜここまで秋元康さんはセンターを変える事にこだわるのでしょうか?

世代交代を失敗しないようにリスクヘッジ

まず一つ目の理由としてはAKB48での失敗の轍を踏まないようにしているという事。

AKBには不動のセンターに前田敦子さんという大きい存在がいました。
そして、彼女の卒業と同時にAKBは明らかに失速。

前田敦子=AKB48のイメージが強すぎたのでしょう。

同じく人気メンバーの一人だった大島さんが代わりにセンターを務めましたが、センター慣れしているとは言い難くイメージが定着するのに時間が掛かりました。

世代交代の失敗と言うべきか否かは置いておいても、明らかにイメージ戦略としては失敗してます。

おそらく乃木坂46ではこの轍を踏まないために定期的にセンターを入れ替えているのだと思います。
チーム全体の活性化という大義名分の下、いつ誰が卒業や不祥事を起こしても対応できるようにリスクヘッジを行うことが目的なのでは?

誰もがセンターを務められるビジュアル

この要素も大きいと思います。

最近のシングルはもっぱら両脇を橋本さんと白石さんが固め、センターに西野さんが入るというフォーメーションが多かったようです。

しかしルックスを考えれば白石・橋本両名はもちろんの事、その他のメンバーの誰がセンターを務めても違和感がないくらいにグループ全体の顔面偏差値は高いと感じます。

でもこれって裏を返せば、誰がセンターをやっても栄えないかもしれないとも言えるわけです。

全体的なバランスが良すぎるために個人が個人を打ち消しあい、結果的に誰も目立たなくなってるという可能性も十分に考えられます。

そういう意味で誰がセンターで一番輝きを放てるのかを模索するためにセンターの入れ替えを定期的に行っている可能性も否定できません。

それに加えて、乃木坂46には代表曲と言える楽曲に恵まれていないように感じます。
これには当然ながら曲の制作側にも落ち度はあるでしょう。

ですが、アイドルグループというのはイメージやPVなども売れるための大きな要素です。
楽曲の優劣は問わずヘビロテ級の何か大きなインパクトを残すPVが一本欲しいところかと。

 

現状を打開する

ブランドは30年周期と言われ、一昔前までは自社ビルを建てれば企業の成長が止まると言われていました。

自社のブランドが世界中に認知され、自社ビルを建てることが出来るくらいまで会社が潤ってくる期間が30年。
そんな意味が込められています。

ではなぜそこで成長が止まってしまうのか?
その理由こそが乃木坂のセンター人事に深く関わっていると感じます。

まず一つは自社ビルを建てることによって得られる満足感。

これは単純に満足感を得てしまえば企業も人も成長が止まるという当然の原理です。

そしてもう一つは、強いブランドに頼りすぎたあまり他が疎かになるという事です。

先ほども言ったように、一つの場所、人、ブランドに力を注ぎ過ぎると失った時に他で補えなくなります。
ですので、幾つかの案件を同時並行で進める必要があります。
その証拠に大型家電メーカーなどはいくつも事業部を持ってますよね?

常に状況に変化をもたらし新しいことに挑戦していく。

この話は家電メーカに限った話ではなく、アイドルグループにも言えると思うんです。

そういう理由で6枚目以降のセンターをしょっちゅう弄ってるんだと考えられます。
乃木坂46合同会社の経営を考える上では当然の選択だと言えるのでは?

当人たちは辛いでしょうが、それも勝負の世界です。

 

メンバー全体の高齢化問題

今まではグループのイメージ的戦略の観点から見てきましたが、今度はグループ全体が本質的に抱えている潜在リスクを考えてみたいと思います。

正直乃木坂46には今後考えなければいけない問題の重要度が高すぎるように感じます。

中心メンバーの明らかな高齢化

アイドルグループと言えばセンターが花。
おそらくこのイメージは秋元さんプロデュースのグループから派生したイメージかと思います。

実際モー娘などと比較してもセンターは強く意識されているように感じますし、プロモーションの場面においても待遇の差は如実に出ているように思えます。

そして、乃木坂46の花形であるセンターメンバーや、それを脇で支える中心メンバーの高齢化に拍車が掛かっています。

白石さん、橋本さん、松村さん、衛藤さんは今年で24歳。
最年長だった深川さんが抜け、いわゆる92年世代が名実ともにチームを引っ張っていく存在になります。
そしてその四人が揃いも揃って現在の中心メンバーです。

問題はそれだけじゃありません。
その下の世代の西野さん、高山さん、桜井さん、若月さんも22歳と同年代です。
92年世代とまではいかないかもしれませんが、こちらも現在の中心メンバーが殆どです。

アイドルの節目は大凡25歳と言われています。

つまりこの先3年以内に乃木坂は大きな改革をしなくてはなりません。

そして、改革を行うにあたってアイドルグループ特有の大きな問題点があります。

一期生強すぎ問題

いわゆる十福神のメンバーの層が厚すぎる問題です。
もっと言うと、下からの突き上げが起こらない状態が結成当初から4年以上も続いています。

そして、そのような体質はどのアイドルグループを見ていても感じられます。
と言っても、結成メンバーを大事にするのは消費者心理・運営側の心理を考えても当然のことでしょう。

ですが、乃木坂46の場合はその傾向が強すぎるように感じます。
このような状態になってしまった原因は主に二つ考えられます。

一つは一期生だけでの活動期間が少し長すぎたこと。

もう一つは、乃木坂46の中心メンバーが他のアイドルグループを圧倒するほどに人気、実力を兼ね備えており、他媒体でも活躍が目立つ事。

すなわち、長期的な目線で見てプロモーションをかけるメンバーを偏らせすぎたと言えるのでは?

今後の乃木坂の方向性を考え大胆なイメージ刷新を図りたい運営側にとっては、嬉しくもあり、また悩ましい点でもあるのではないでしょうか?

 

花形のセンターだけを変えることでイメージの刷新を図る

というわけで、幾つかの問題点を統合するとAKB48以上に世代交代が失敗する可能性を含んでいると感じます。
そして、秋元さん自身もその事にはとっくに気がついているはずです。

そこで取った戦略がセンターメンバーの変更なのではないでしょうか。

しかし、ただセンターを変えるだけなのであれば過去にも実施しています。

今まで通り十福神の中で代わる代わるセンターを回していても本当の意味での活性化には繋がらないでしょう。

あくまで乃木坂のイメージを刷新できるような大きな改革が必要であり、かつ全体のイメージは据え置いたまま出来ることが望ましいわけです。

それでいて新しい風を吹かせるにはどうしたらいいのか?

そこで白羽の矢が立ったのが齋藤飛鳥さん。
彼女は今まで福神常連とは言えませんし、センターとしてインパクトのありそうな一期生最年少の肩書も持ち合わせていましたら。

じわじわと伏線を張っていた

堀さんが大抜擢された時もそうですが、齋藤飛鳥さんもセンターになるべくしてなったと言えます。

以前は選抜常連ではなかった齋藤飛鳥さんですが、ここ何枚かのシングルではコンスタントに選抜入りしています。

それに加えて前作では十福神入りといきなり序列が上がりました。
本人の努力、ルックス、キャラクターも相まってここ最近は爆発的に人気が出ているとも聞きます。

前述したように秋元さん自身も世代交代に対するリスクを少なくとも2年以上前から考えていたのだと思います。

その証拠に8枚目のシングルでは選抜非常連の中元さん、川村さん、樋口さん、北野さんが選抜入りしてます。
恐らく時期中心メンバーの選定を行ったのでしょう。
ちょうど二年前の出来事ですね。

そして、深川さんの卒業という一大イベントのインパクトをそのまま継承するように15枚目のシングルで勝負を掛けてきたのではないでしょうか?

実際、中元さんと北野さんは選抜入りしましたからね。

そういった要素を踏まえて、今後は斎藤ちはるさん、寺田さんあたりの序列も徐々に上がってくるのではないでしょうか?
ルックスも申し分ないですから。

うまく世代交代が出来るといいですね。

まとめ

個人的には今回の戦略結構いい感じにいくんじゃないかーって思います。

特に女性同士のグループですし、メンバー内の不協和音ってのは生まれやすい環境にあると思うんです。
堀さんのセンター抜擢の時なんかは如実に出てましたからね。

もちろんプロとして最高のパフォーマンスを心がけてはいるでしょうが、どこかに落ち度があるとそこから一瞬で破断しちゃうこともあります。

心と体が最高の状態であるからこそ最高のパフォーマンスが生まれるんだと思うんです。

現在乃木坂の中心メンバーはほとんどが一期生です。
苦楽を共にしてきた最年少の仲間を悪く言うメンバーはいないでしょうし、全員で支えていこうという空気になるのでは?

それらを踏まえると今回の人事は成功するんじゃないかなーって思います。

が、

現状を打破するためにはもっと大きな改革が必要なこともまた事実。
今後の活動が楽しみですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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