現役理学療法士が学生時代の就職活動の記録を語ってみる

公開日: : 最終更新日:2017/11/01 理学療法学生向け

      

普段は意味のない記事ばかりあげていますが、たまには世の中の人のためになりそうな内容の記事を書いてみたいと思います笑

テーマは、「理学療法士としての就活、転活に関して」です。

せっかくの機会なんで身バレ覚悟で色々書くぜ!

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落ちまくった就活

理学療法士とか作業療法士の人で就活に失敗しまくった人ってそんなにいないと思うんですよ。

ただ、僕も新卒で働き始めたんで就活自体には失敗してないんですが、面接で合計で5ヶ所落ちましたよ。

書類を送ったのは確か10か所くらいで、そのうち面接まで辿り着いたのが6か所。うち受かったのが1か所。
学校内でもここまで落ちた人はさすがに僕だけでしたねー笑

そして落ちた理由はすこぶる明快。

受けた場所が民間企業や国立大学病院、遠方のクリニックばかりだったからです。

理学療法士の就活としてはなかなか貴重な経験だと思うんで、3社にスポットを当てて当時を振り返ってみたいと思います。(ちなみに全部落ちました笑)

 

1、大分大学医学部編

まずは大分大学医学部付属病院編。

受けようと思った理由は超単純。

大学病院ってかっこいいから笑

大学病院と聞くと公務員っぽいイメージをするかもしれないですが、待遇が国家公務員に準ずるってだけ。
あくまで国立大学法人の職員という位置付けですのでお間違えのないように気をつけてくだされ。

書類の足切りは95/100

大分大学病院の最終面接に残った人は、僕を含めて確か5、6人だったと記憶してます。

そして、嘘か本当かは定かではないんですが、面接時に「100人近くの応募の中から選ばれた5人だぞー」的な話をされました。
となると5%の狭き門を奇跡的に通過したって事になりますね。

ちなみに受験者?と休憩中にお話ししたんですが、新卒は僕一人だけでしたね。
うち1人は20年以上のベテランさん。

それ以外の人も軒並み10年以上の経験がある人ばかりでした。
確かに病院のホームページには「経験者求む」的な事が書いてありましたからね笑

これだけのハードルよく超えられたなー。

もう一度言っておきますが、足切りの話は嘘か本当かはわかりませんよ笑

試験内容は小論文

受験者全員に小論文の課題が課せられるんですが、その時の題材は「介護保険制度について」というかなり漠然とした題材でした。

当時学生だったので介護保険について全く知識がなく、とりあえず自分が分かる範囲の介護の話を書きまくった記憶があります。

出来栄えは言うまでもないです・・。

ちなみに試験内容に関しての事前通知は一切なし。
小論文を書くことすら知りませんでしたよ。

面接は超絶圧迫

圧迫面接というと語弊がありますが、要は重役勢揃いの緊張感溢れすぎる面接だったって事です。
別にパワハラ的な面接ではなかったのでその辺は誤解がないようにお願いしますね。

僕一人に対して面接官は7人くらいだったと記憶してます。

院長・事務長を筆頭に各部署の部長さんらしき人たちが多数。
ちなみに開口一番の一言は未だにはっきり覚えてますよ。

 

院長さん:「君まだ学生?」

僕:「え?」

 

ちょ、学生だってこと把握してなかったんかい!wwww

そんなこんなで出鼻くじかれ感半端ないまま、面接は終了。

確か「うちの病院は大学病院なので神経難病や難しい疾患の方がたくさんいますが、その辺は問題ないですか?」とか、「もし受かったら大分まで引っ越してくるんですか?親御さんはなんて言ってるんですか?」的な事を聞かれたきがする。

その場でパーキンソン病の特徴とかを答えさせられた記憶もありますね。

大学病院まとめ

さすが大学病院ってだけあって厳かな雰囲気と広大な土地が印象的でした。
駅からも近くてとってもいい場所だったんですけどねー。

内定がもらえてたら是非とも働いてみたい場所でした。

 

2、沖縄県某整形外科クリニック編

次に面接のお知らせが来たのは沖縄県の某整形外科。
一応名前は伏せておきますね。

ちなみにここにエントリーした理由は超単純。
しかも大体想像がつくと思います。

そう、

 

沖縄に住みたかったから笑

 

これだけの理由です。

面接は夜の7時から

はい、いきなり出ましたよ沖縄時間笑

面接の日時連絡はメールで来たんですが、そこに書いてあったのは「面接は夜の7時に行います」という文字。
まさかそんな夜遅くから面接をやると思っていなかったのでかなり驚いた記憶があります。

しかも、夕方の5時までに病院に来てくださいという、これまた意味の分からない時間指定笑

施設見学込みだった

結果的に時間が早く指定されていた理由は主に3つ。

1、面接は業務終了後に行う
2、見学も兼ねている
3、人となりを見たかった

結局は履歴書と短い面接だけでは僕という人間を理解できないと判断しての措置だったんでしょうね。

面接はまさかの・・・

で、ようやく業務が終わり、いざ面接に向けて緊張感が高まってきたかと思えば、

 

院長さん:「じゃあ隣の店予約してあるからそっちに行こうか」

僕:「え?」

 

面接会場はまさかの居酒屋wwww

バッチリスーツを着て行ったのに、「ネクタイなんか外して楽に飲もうやー」といった具合に超絶軽ノリ。
これが沖縄か・・。

ただ、そこでは自分が考える理学療法なんかを聞かれました。
面接の雰囲気に関しては大学病院と雲泥の差があるものの、内容に関してはこっちの方が数倍濃かったですね。
院長が自身のクリニックの将来性について熱く語る場面なんかもありましたしね。

面接というよりも、面接官とのディスカッション(酒あり)って感じの雰囲気でした。

結果的に酔っ払ってゲロった上にタクシー代まで頂いて、迷惑かけまくっちゃいましけどね笑

沖縄まとめ

大きい病院のような独特の緊張感はないものの、個人経営ならではの拘りや熱量などはすごく感じました。

医学やリハビリなどの業務だけではなく、これからの社会にどうやって貢献できるかをちゃんと考えているいい院長さんでした。

沖縄独特の温かみってやつなんでしょうかね。
すごくいい雰囲気で解散したんですけど、結果は残念でしたね。

 

3、関東の某医療系ベンチャー企業編

今までは面接まで辿り着いていますが、当然面接までたどりつけなかった事もありますよ。
大学病院で言えば、千葉大と信州大の医学部付属病院は書類で切られました。

医療系ベンチャーは2か所エントリーしたんですが、1ヶ所は面接まで行き、1ヶ所は書類で切られました。
そして面接まで辿り着けた企業はその後に見事倒産笑

書類で切られた方のベンチャーは超絶急成長しました。
というわけで書類で切られた方の話を少しだけ。

ここの企業は介護保険とか医療保険とか一切関係ない、完全に一般企業です。

ESも書きましたし、履歴書もバッチリ書きました。
超一般的な就活をした感じですね。

ちなみにここを受けた理由は結構まともで、理学療法の職域には限界があるんじゃないかなーって感じていたからです。

その企業、今となってはPT、OTを募集しているんですが、僕が受けた当時はまだ募集していませんでした。
なので、かなり異質な存在だったかもしれません。

英語力は必須

ここのベンチャー企業の応募要項の一つに「英語が日常会話以上できること」があります。
理由は技術スタッフに外国人がいたり、国際展示会に行ったりするからだと思います。

さっきホームページを確認したんですが、未だにその条件は残っていました。

ちなみに僕の英語力はボチボチ(多分)
ペラペラじゃないけど喋れる程度。

ただ、英検とかTOEICなどの英語力を図る指標で目立った成績を残してなかったのがまずかったのかも。
一応エントリーシートには英語でアピールポイント書いたんですけどね^^;

もしベンチャーに行きたいなら英語力を示す明確な指標があるといいかも。

経験者は確実に優遇されちゃう

そもそもPTを募集していない企業に応募した僕がアホだっていうのはあるんですが、それでも僕が10年、20年と経験していた立場だったら少し違ったかもしれないなーって思いますね。

ちなみにその会社はロボットを作っている会社なんですが、インターネットの情報を見る限りその当時はまだまだ実用化には程遠い感じでした。

僕はそこに可能性を感じ、理学療法士(仮)として動作分析的な視点の助言ができるんじゃないかなーって考えたんです。

ただ、当時は僕に実務経験がなかったので、「そんなやつの助言なんかいらんわー」って考えるのが人間の心理ってもの。

もうちょっと身の程を弁えるべきでした笑

動作分析という分野には大きな可能性

こういったベンチャーの面接の経験を通して、動作分析という分野は理学療法士としての新たな職域・ビジネスモデルの大きな足がかりになると感じています。

もちろん今の段階では人間工学という確立された大きな壁が立ちはだかっている事は間違いありません。

ただ、人間工学はあくまで人間工学。
理学療法学とは別に考えていいと思うんですよ。

というか、人間工学と理学療法学が手を組めば医療用ロボットの分野を凌ぐくらいの大きな市場があると感じますね。

どれだけの人がそう感じるかは分かりませんが、純粋に僕はそう感じます。

医療系ベンチャーまとめ

新卒で医療系のベンチャーはかなりハードルが高いと感じざるえを得ないですね。

特に医療系の学生はエントリーシートとか書くことはないと思うんで尚更大変だと思いますよ。

一応面接まではたどり着けましたが、正直あまり覚えてないんですよね笑
ただ、大分大学で受けた面接の方がはるかに緊張感があったのだけは覚えています。

 

就活を通して感じたこと

と、まぁこんな感じで、一部ではありますが僕の学生時代の就活経験をお話ししてみました。
多分ここまで色んな企業や病院を受けた人は少ないんじゃないかと「自負」しております笑

そんな経験から学んだこと、感じたことをちょっとだけ。

国立大学病院は契約社員が多い

まずこれですね。

大分大学は3年契約、千葉大は1年契約、信州大は確か正社員でした。

このように安定を求める人には大学病院は向かないと思いますし、そもそも国立大のリハは求人があまり出ていないですね。ただ、千葉大学に関しては延長オプション付きでした。(正社員への登用)

ちなみに給料も月並み。
というか、一般の病院の方が多いくらいです。

安定しない、給料も安いとなれば求めるものは経験一択ですね。

いろんな事を勉強したいって人はいいと思いますが、それ以外の人はあんまりオススメできないかも。
しがらみも多そうだしね。

医療分野の一般企業は臨床経験が必要

エントリーシートを送ったのは2か所ですが、それ以外にも何か所か医療系のベンチャーを検討していました。

ですが、その殆どが経験者を採用するというものばかりでしたね。

なので、ベンチャーに就職したいと思っている人がいたら最低5年は臨床でやらないと厳しいそうですね。

もしくは先程言ったように動作分析を極めればその可能性は出てくるかもしれません。
実際、僕の友人で某有名大学の大学院に進学した人がそんな感じの研究をしていました。

今思えば彼には先見の明があったんですね。

学校に送られてくる求人は当てにならない

正確には当てにならないというより当てにしてなかったと言った方がいいですね。

もともと普通の病院に就職する気が無かったので企業や大学病院は全部自分で探しました。

そのほとんどがインターネット媒体でしたね。
大学のホームページとか見ながらって感じです。

探してみると意外と求人出てたりしますよ。
経験者として言えるのは、興味がある企業があればとりあえずエントリーしてみるってのはアリだと思うということ。

ただ、普通の病院に就職するのであれば、学校に送られてくる求人は大いに利用した方がいいと思います。

やりたいことをやればいい

僕みたいに奇跡的に5%の門を潜れる可能性もありますし、やりたい場所でやりたい仕事を見つけたらいいんじゃないかなーって思います。

多分学生のほとんどが大学院に進学するか、もしくは病院・施設に就職するかだと思いますが、人と違う道があってもいいと思うんですよ。

それこそ医療系のベンチャーもどんどん受けてみればいいじゃんって思いますよ。
奇跡的に受かるかもしれないですしね。

給料や待遇も大事ですけど、どうせならやりたいことやれば?

やってみなければ分からんぜよ。

まとめ

全く参考にならない記事をスンマセン笑

結果的に何が言いたいのかよくわからない記事になってしましましたが、とにかく就活頑張って!

以上。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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Comment

  1. ゆず より:

    就職活動で学校側から複数面接を受けてはいけないと言われていますが、時間がもうありません。やはり規則を守って見学後に面接。合否発表後に再度見学して面接とするしかないのでしょうか?

    • niitsune mune より:

      コメントありがとうございます。

      内定辞退で学校の評判が落ちることを防ぐのが目的なら、後輩のことも考えてその規則に従うべきだと思います。
      どうしてもやむを得ない理由があるなら、担当教員に相談してみてはどうでしょうか?

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