大企業への就職で家族は幸せになる?管理職の息子が家庭の状況を語ってみる

公開日: : 最終更新日:2016/12/14 仕事・転職・退職

      

大企業への就職・転職、ちょっと待った!

大企業で働いてました系の記事って多いですが、働いている家族を持つ人側の記事って少ないですよね。

私は医療関係の仕事をしているので大企業で働いた経験はありませんが、大企業で働く父を持つ息子として、今までの人生を生きてきました。

なので家庭目線の内容はトコトン語れます。

そんな私の経験上、大企業はイマイチ良いイメージがありません。

その理由は何なのかを今からお伝えします。
私の経験談ではありますが、誰かの参考になればと思います。

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結論からいっちゃうと・・。

私が大企業にいいイメージを持っていない理由は、現在の家庭環境にあります。
私は実家を出てから3年以上が経ちますが、それ以前から父親と全く口を聞いてないんですね。

そしてその原因が、「仕事が忙しくて家庭をおろそかにされていたから」です。

まぁ父親はどう思っているか知りませんが、少なくとも私自身はそう感じています。

家族を幸せにしたくて大企業で頑張ってるのに、その家族が幸せを感じないなんて不条理が現実存在しちゃってるんですね。

そんな話をつらつらと。

父の基本情報

旧帝大の理系出身で某大手BtoB企業の技術系総合職。
今は品質管理系の中間管理職をやってます。

BtoB企業なので一般認知度は高くありませんが、多分世界シェアトップの企業。
もちろん東証一部です。

連結で万を超える従業員数がいるので文句なしの大企業でしょう。
ちなみに本社は東京ではありませんが勤め先は東京です。

こんな感じの基本スペックですね。

出張や転勤は多い

大企業には出張や転勤がつきものってよく言われますが、実際出張は転勤はかなり多いですねー。
特に出張回数は半端ない。
技術系総合職とはいえ品質管理系の仕事は仕方ないですね。

海外はアメリカ、中国、スウェーデンに行くことが多かったみたいです。

特にアメリカは行く機会が多すぎて本気で移住を考えたって言ってましたし、私が高校を卒業すると同時に、私一人を日本に残して中国に引っ越す話もしてました。

もちろん国内の出張もやらたと多いです。
管理職になった今でも月の半分は家にいませんよ笑

ストレスはすごいらしい

そんな感じで平日は殆ど家にいない父親ですが、たまの休日で家にいるときも結構イライラしてることが多いです。

理由は簡単。

品質管理系の仕事なので謝る仕事が多いみたいで、かなりストレスが溜まるらしい。

まぁ大企業にかかわらず品質管理の仕事は謝ることが多いと思いますが、企業の規模が大きいだけに顧客も多くて大変みたいです。

家にいるときも引っ切り無しに電話がかかってきて、常にイライラしてます。
栗みたいに棘だらけ。
触ると怪我するぞー状態。

そうなるとタバコもめっちゃ吸いますし、お酒を飲む量もすごいわけですよ。

うん。
確実に早死にしますね。

会社の仕事を家ですることは殆どない

ただ、休日に電話がかかってくることはあっても、家で事務的な仕事をすることは殆どないです。
大企業って常に時間に追われてそうなイメージなので結構意外かもしれませんね。

持ち替えてきたとしても、一年に一回見るか見ないか程度。
誇張でもなんでもなく、本当にその程度。

多分要領がいいんだと思いますけどね。

金銭面で苦労したことは一度もない

これは大企業ならではのメリットですよね。

いわゆるビンボーとは程遠い家庭環境です。
育ちがいいかは分かりませんが、確実に悪くはないと思います。
まぁ今になって気がついた感じですけどね。

ちなみに私は今年26歳になる年なんですが、私が5歳くらいの時に今の実家となる家を購入してました。(分譲マンション)
当時父親は31歳。

車も3年に1回くらいの頻度で乗り換えてます。

それに小学生の頃は毎週日曜日に高級焼肉店に行ってた記憶もありますねー。
大人になってその店のメニュー表を見ると結構お高い感じでビビりましたよ笑

そんなこんなで学校も奨学金を借りずに卒業することができましたし、何不自由することなく生活することができました。
感謝感謝。

大まかな家庭環境はこんな感じ。
一見何不自由なさそうな感じがしますよね。

では、なぜ全く口を聞かなくなってしまったのか?

もう少し具体的に小学校時代から今までを回想してみたいと思います。

 

小学生の時の家庭環境

当時父親は32〜38歳ですね。
会社に慣れてきて部下もでき始めたことでしょうか?

この時期はだいたい7時から8時の間には帰ってきてましたよ。

土日もほとんど家にいましたし、会社の仕事を持ち帰ってくることもありませんでした。

私は小学四年生から野球をやっていたのですが、その練習に毎週のように顔を出していました。
試合中の写真を撮るためだけにワケが分からんくらい大きい望遠レンズを買ってきたこともあります。

休みはとにかく息子の野球観戦のために使うって感じでした。

その事からもわかるように、比較的仕事に余裕があったらしく父親とサシで話しをする機会がとても多かったです。
普通に模範的な一般家庭だったと思います。

サラリーマンには絶対になるな

その当時父親がよく言っていた言葉が、「サラリーマンにだけは絶対になるな」でした。
当時は「何のこっちゃ!」って感じでしたねー。

今になって考えると、手に職がないことのデメリットや忙しすぎる環境に自分の息子を置きたくなかったのかもって思いますけどね。

高校を卒業したくらいですかねー、なんとなく言葉の意味がわかり始めたのは。

 

中学時代の家庭環境

この頃くらいから父親の仕事が急激に忙しくなり始めました。
父親が39〜42歳くらいの時ですね。

残業時間がかなり長くなって、帰りは早くても11時くらい。
むしろ日付を跨がずに帰ってくる方が珍しいくらい。

家から職場が近いので通勤はいつも徒歩でしたが、それでもこの時間ですからね。

今こうして大人になって振り返ってみると、大企業って異常じゃね?って思いますよ笑
それまでは社会人の帰りって日付跨ぐのが普通だと思ってましたから。
いや、本当に。

で、この時期から野球の試合を見に来ることはほとんどなくなりました。
年齢のせいもあるでしょうが、明らかに毎日が疲労困憊。
鬱になるんじゃないかなーって自分で言ってたくらいですからね。

私自身も父親が毎日深夜1時くらいに帰ってきてるのを知っていたので、「この人本当に死ぬんじゃないか?」って本気で思ってましたしね。

それに帰りが遅かったので、父親と話をする機会も徐々に減ってきました。
時期的に私が思春期だったこともありますが、それ以上に父親と接する機会が少なかったのが原因だと思います。
平日に家の中で会うことはほとんどなくなっていましたね。

これ結構異常な家庭環境だと思いません?

内部の事情はよく分かりませんが、そんな感じで徐々に距離感を感じてきたのがこの頃です。

ちなみに、父親が本気で転職を考えてたのは後にも先にもこの時期だけでした。
すごく印象的だったのが、「俺、赤帽になる」とか言ってたことですね。
そのくらい追い詰められてたんだと思います。

周りの家庭環境との温度差を感じた

当時残業は当たり前だと思っていたので、友人宅に遊びに行った際に両親が揃っているのを見ると、「仕事してないのかなー」って本気で思ってました。

子供ながらに周りとのギャップを感じてましたよ。

「残業で遅いんだー」って言われて帰宅が8時とか9時って言われると、「は?全然遅くないじゃん」って思っちゃいますしね。
さすがに口に出して言うことはありませんが、そんな感じの温度差は今でもあります。

あと、勉強を教えてもらいたくても、家にいないんで教わることができないって環境でした。
当時は状況を察してあげる事もできませんでしたし、お互いにイライラして、なかなかの勢いですれ違いが起きてましたね。

 

高校時代の家庭環境

実は私が高校生になった頃から父親の記憶が殆どありません。

というのも、転勤で単身赴任してたからです。
大企業によくあるやつですね。

期間は2年間ちょっとだったと記憶してます。

それでも一ヶ月に一回くらいのペースで自宅近くの事業所に戻ってきてましけどね。
年中行ったり来たりしてました。

ただ、それでも家に帰ってくるのは12時過ぎ。
高校時代も野球をやっていたので、その時間は疲れてとうに寝ている時間。

そんなわけで高校時代は殆ど顔を合わせた記憶がないんです。

これ大げさに言っているように聞こえるかもしれませんが、マジです。
本気で喋った記憶がないんですよ。

家族といえどここまですれ違ってしまうと、普通に喋るのも気を使うレベルです。
たぶん想像できないですよね。

サラリーマンになるな!の本当の意味

正直、父親が言いたかったことの意味は今でもわかりません。

ですが、私が当時感じてた父親に対する印象は「他人」です。
近所にいるおっさんがたまにうちに遊びに来ているって感覚でした。

正直今でもその感覚は抜けません。

そしてその当時うちにはまだ2歳くらいの弟がいました。
私は成人も近く父親がいない家庭環境に慣れていたので良かったのですが、母親的には小さな弟の家庭環境をかなり気にしているようでした。

「お父さんを他人って言ったらどうしよう」って言ってましたからね。
それくらい大金を落としてくれる「他人」的な存在になっていたんです。

うちの父親はもしかしたらこのような潜在リスクを事前に感じとってたんかな?

今から就職する人、転職を考えてる人は大企業にこう言ったリスクがあるのはしっかり覚えておいた方がいいですよ。

 

高校卒業から現在まで

私は大学に進学せず専門学校の道を選びました。

もちろん大学という選択肢は考えていたんですが、ぶっちゃけ某国立大ダメだったんですよ。
ですが浪人してまで行きたいとは思いませんでしたし、まぁ受かったから専門学校でもいいかーって感じで適当に進路を決定しちゃいました(笑

こうなるのは当然の話で、高校時代は野球しかやってなかったですからね笑
引退した頃には学力的に周りにかなり離されてましたし自業自得ですわ。

もちろん父親的には大反対だったらしいですが、いない人のいうことなんか誰が聞くかって感じでしたね。
ですので当然浪人という選択肢もなし。

お金出してくれるのは父親なのにめっちゃ偉そうですよね。

ただ人のせいにするわけではないですが、中高時代に父親とコミュニケーションをとらなかったことが原因かもしれないんですけどね笑

 

大企業って幸せの象徴じゃないの?

大企業で働く意義って様々あると思うんですが、その一つに家族を幸せにできるからという要素は少なからず入っていると思うんです。
その事については冒頭でも軽く触れましたね。

ただ、当事者の意見としては、父親の社会的地位がどれだけ高いかは重々承知していますが、それが家族の幸せに直結するかと言われれば必ずしもイエスではないと感じています。

家にいない、しゃべらない、話したと思えばイラついて喧嘩をする。
こんな家庭環境が幸せと言えますか?

もちろん価値観は人それぞれなので一概には言えませんが、私は幸せとは言えないと思います。
そして、その環境が尾を引き3年以上まともに父親とは話していません。

少しでも家族の幸せを考えるならこのことは絶対に忘れないでください。

疎外感を感じてたかもしれん

正確なところはわかりませんが、父親としては家族から疎外されている感じがあったのかもしれません。
私から言わせてみれば、「話しかけてもイライラしてる自分が悪いんじゃん」って感じでしたが、今になって思うと、父親の気持ちがなんとなくわかるような気がします。

毎日毎日顧客に怒られて、それでも家族を養うために一生懸命地方周りをして。
そんな思いをしてる事を知らない私は無意識にイラつかせる事を言っていたのかもしれません。

そりゃー喧嘩にもなりますわな。

でもその結果コミュニケーション不足になってしまい、自分の首を絞めるなんてことになってしまっていたわけです。
なんたって母親に「他人」なんて思われたんですからね。
これはもう詰んでますよ。

大企業に勤めることは凄いことですが、潜在的にこう言った状況を生み出す可能性もあるんですよ。

こうして書いている記事も半分は想像

ここまで読んでいただければ何となく分かるかもしれませんが、今私が書いている内容は後半から想像が入ってます笑
というのも、前述したように父親とは3年以上も口を聞いていないので情報が全く更新されていないんです。

なので想像で書かざるを得ない状況なんです。

思います、が連発してるので何となく気がつきましたよね。

この家庭環境って悲惨だと思いませんか?

もちろん感謝してます

それでも父親には感謝してますよ。
学費を出してくれたのも父親ですし、ここまで成長できたのは紛れもなく両親のおかげですから。

それでも今の状況は幸せとは言えないですよ。
だって父親としゃべらない家庭環境っておかしいじゃないですか。

しかもタチが悪いのが、何が原因ってわけでもなくごく自然とそんな感じになったってことです。

そんな経験から、大企業にすがる必要はあるのかな?って本気で思いますね。
もちろん就職できればすごいことなんでしょうけど。

現在働いてる人やこれから働くって人は、そのあたりをもう一度真剣に考えたほうがいいと思います。

笑って済むような問題じゃないですからね。
本当の意味での将来の幸せに繋がる大事なことですよ。

まとめ

どうでした?
大企業の体質を批判する記事は多いですが、家族目線での記事は結構斬新だと思います。

大企業で働くことは金銭的な問題を解決する大きなきっかけになると思います。
ですが、必ずしもメリットばかりではないってことを忘れないでくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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