新入社員が会社辞めたいのは逃げ?ゆとり世代の先輩として一言
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最終更新日:2022/01/11
仕事・転職・退職

無責任な立場だから色々言っちゃう
ルーキー社会人のみなさん、元気よく通勤してますか?
ルーキー社会人の多くは学生と社会人のギャップに苦しみます。
自由に時間を使えた学生時代と違い、会社は閉鎖的で常に監視されている気がする。
本当に世の中は苦しい。
それでもなんとか踏ん張ってここまで来たけど、もう心があの世に逝ってしまいそうだ。
あぁもうだめだ。
そんなことを考える人も多いんじゃないかなーと思います。
分かります分かります。
私も社会人1年目の時はそんな感じでしたから。
さすがに1年で辞めるのは今後の人生にも響きそうだから、今日この日を乗り越えよう。
明日になれば風向きも変わるかもしれないから。
そしたらまた明日頑張ろう。
辞めたいなら辞めればいい
私の場合はその後も風向きに一寸のブレもなく、無事1年4ヶ月を持って退職しました。
どうも辞める直前くらいから精神的に追い込まれていたようで、そのまま人生をドロップアウトしそうになりましたよ。
今はなんとか人生を立て直すことが出来ましたが、危うく仕事でのストレス如きで貴重な人生に幕を閉じるところでした。
生きるために仕事をするのに、仕事をするために生きてるような感じだったのでしょう。
別に生きるためには「その仕事」じゃなくてもいいのにね。
そんな私と似たような境遇の方に向けて、辞めたいなら辞めちゃいなよ、と言うメチャクチャ消極的な記事を無責任に書いていこと思います。
辞めるのはダメだよ!辞めたあと大変だよ?と正論をブチ上げてもいいんですが、それじゃ面白くありませんからね。
それに今のあなたに正論を言ったところで無駄だと思うので。
だから、辞めたいなら辞めればいいじゃない。
逃げる事は悪い事じゃ無い
新入社員が辞める事を「あいつ逃げたな」という風潮がありますよね。
逆にそういう人に私は、なぜ逃げちゃいけなんだ?と問い返してやりたい。
こちらの事情も知らずに上辺だけをなぞって「逃げやがった」と言われても、知らんがな!って感じですよね。
こっちにはこっちの事情があるんだよ。
辞めても大丈夫
私はみなさんに対して無責任な立場ですから、好き勝手断言させてもらいますね。
辞めてもどうにかなるんだから、さっさと辞めたほうがいい
別に辞めたところで命を取られるわけでもない。
単に少しだけ周りの人より遠回りをする。
それだけです。
日本の社会では年間700万人以上が退職していますが、その実感がありますか?
700万人といえば労働人口の約15%ですが、世の中がそれだけの退職者で溢れてる実感ありますか?
ありませんよね。
別に世の中であなた1人だけが辞めるわけじゃないんだから、さっさと辞めてしまえばいいのに。
答えを他人に求めるの辞めませんか?
私はあなたに対して無責任な立場だから好き勝手言えますが、あなたの両親や友人は私ほど無責任に好き勝手言えるわけじゃありません。
どうしてもあなたの為を思って「辞めるのはダメー、もう少し頑張れー、それが社会だー」と正論ばかりを突きつけてきます。
というか、あなたに近い存在ほど無責任な言葉をかけるわけにはいかないので、どうしても無難な答えしか返ってきません。
別に相談することが無駄と言ってるわけではありませんよ。
ただ、自分の心の声に共感してくれはしても、それを肯定まではしてくれないと言うだけです。
だから他人に答えを求めるのは辞めましょう。
自分の人生なんだから、今自分がどうしたいかが一番重要だと思いませんか?
これから先も重要な決断をする機会は必ず訪れる
そもそもこういう重要な決定を自分の力で出来ないと、今後社会で生き抜くの大変だと思います。
社会不適合者未遂の私がいうのも何ですが、辞める以上に重要な決定はいくらでもありますからね。
例えば転職先であるプロジェクトを任された時に、「出来ません、決められません」ではどうしようも無いですよね。
仮にこれが部署の命運を左右する大きなプロジェクトだとしたら、あなたが決断できないことで会社に大きな損失が発生する可能性があるわけで。
それに比べたら自分1人しか困らない退職の決断くらい大した問題じゃありませんよね。
臭いものに蓋をすると開けられなくなる
そうはいっても会社を辞める決断を早々にできる人はそう多くはありません。
苦労して入った会社なんだし、もう少し我慢すれば風向きが変わるかもしれませんからね。
確かにそれも一つの考え方です。
先ほども言いましたが今自分がどうしたいかは自分で決まるべきだと思うので、辞めないで頑張るという決断をするのもいいと思います。
ただ、もし辞めないと言う決断が「嫌なことを先延ばし」にしてるだけなら、それは少し違いますね。
それは辞めないで頑張ると言う決断をしたわけじゃなくて、単に「臭いものに蓋をした」だけだからです。
自分の素直な感情に蓋をしてひたすら時がすぎるのを待つことが、「今自分がどうしたいのか?」と言う問いに答えを出したことになりますか?
なりませんよね。
そんなことしてたら気がついた頃には臭くなりすぎて開けられなくなって、私みたいに人生詰みかけますよ。
逃げるように辞めたっていいじゃない
「辞めたくて辞めたくて仕方ないのに、どうしても辞める勇気が湧かない」
これはルーキ社会人に顕著に見られる傾向だそうです。
その理由として、辞めるのが勿体無いとか今後の不安がーよりも、「上司に辞めることを告げるのが怖い」からというのが圧倒的だそうで。
まあこの気持ちは分かりますね。
私の場合は恐怖よりも「何となく告げる勇気が出ない」ことが理由でしたが、それでも上司に告げるのが怖い気持ちはよく分かります。
何言われるか分かりませんしね。
それなら逃げるように辞めてしまえばいいんじゃない?
またも無責任なことを言いますが、別に会社に迷惑が掛かろうと辞めるという目的が達成できれば良いわけで、辞め方なんて目的達成の手段にすぎませんからね。
逃げたきゃ逃げればいいじゃない。
最近話題の退職代行サービスのNEXTのような退職代行サービスもありますし、本当にどうしようもないならこういうサービスを使って逃げ去るのも全然ありだと思いますよ。
お金はかかりますが、それでも背に腹は変えられないということで。
もちろん辞めることにリスクはある
もちろん退職をして新たな環境を模索することにリスクはありますよ。
リスクが無いと分かっているなら皆会社なんて辞めてるわけで、残念ながら小さいリスクはたくさんあります。
前の会社をさっさと辞めた人間を訝しがらない面接官なんて普通いませんからね。
次の希望先の面接で「こいつ根性ないんかな?」と思われるのは自然の流れですし、仮に声に出さなくとも誰しもが思ってることです。
この程度のリクスはどう考えても避けられません。
でも、今の環境に居続けることだってリスクかもしれないわけで、変化に伴うリスクばかり気にしていても仕方ないんですよ。
何も得るものが無いひたすら苦痛なだけの環境に身を置くことのリスクを、私は死ぬほど味わいましたからね。
世の中にはそういうリスクだってあるわけですから、あまり深く考えても仕方ないと思います。
なので、私の二の舞にならないよう環境を変える勇気を持って欲しいなと思います。
社会で生きるということ
辞める事を決断したとして、出来るならしっかりと辞められると良いですね。
今あなたが水を濁して辞めていけば、高校や大学の後輩の就職にも影響が出てくるかもしれません。
社会というのは意外と狭いコミュニティーで成り立っているので、自分の行動が思わぬ形で後輩に迷惑をかけてしまう可能性があります。
それにこれから先も社会で生きていくわけですから、社会人として生きるための礼儀やマナー・道義などはしっかりと身につけておきたい。
なので、もし心に余裕があるならしっかりと筋を通した形で辞めることが出来れば理想だと思います。
それが社会で生きるって事なんだろうと思います。(逃げ去るように辞めた私がいうのも何ですが)
進むべき道が見えたら後は突っ走る
冒頭でも言いましたが、私は辞めたいならさっさと辞めればいいと本気で思っています。
それは無責任な立場からの無責任なアドバイスという側面もありますが、私自身が辞めて救われた面もあるからです。
もちろん現時点で何が正解か分かりませんから、残るにせよ辞めるせよ「自分で選んだ」のであればそれが後悔の無い選択になると思います。
他人の意見に左右されて結果が悪かったら絶対後悔しますからね。
後は自分を信じてその道を突っ走るだけです。
今あなたに出来るのはそれだけだと思います。
次のステップで失敗しないために
一度就職で失敗している人は、「次こそは絶対に成功させたる」と強く意気込んでいることだと思います。
私もそうでしたが、2度と辛い思いはしたくありませんからその思いは当然だと思います。
そこで次の転職に失敗しないために必ずして欲しいことがあります。
それは「転職エージェントに相談をする」ことです。
転職エージェントというのは企業と求職者をマッチアップしてくれる転職サポートとのプロの事です。
もしかしたら学生時代マイナビなどで実際にサポートを受けた経験がある人も多いかもしれませんね。
せっかく退職代行を使って死ぬ思いで逃げ退職をブチかまして来たのに、次の職場が今以上にクソば職場では辞めた意味がありませんからね。
転職に失敗しないためにも必ずプロの力を借りてください。
良い職場選びは家探しと同じような感覚ですから、沢山のアドバイザーから自分に合いそうな求人をひらすらピックアップしてもらってください。
そうやって地道に求人を当たる事で、納得して次の道に進めると思います。
以下で紹介するエージェントはいずれも完全無料で利用できます。
あなたの転職の大きな助けになる事は間違いありませんから、賢く活用して有利に転職を進めてください。
就職shop
まず一番最初にオススメしたいのは就職Shopです。
転職大手のリクルートが運営する第二新卒に特化したサービスです。
就職Shopの強みは、書類選考は100%通過する(というか、書類選考がない)上に、紹介する企業は自社で100%取材済みであるということでしょう。
就活中、書類選考で散々な思いをした方や、入社してみて「やっぱり合わないなー」という後悔を抱いてる方には、なんともありがたいメリットです。
今の日本ではまだまだ第二新卒者という考え方は浸透しておらず、短期離職者の転職門戸は非常に狭いのが現状です。
その狭き門を名門リクルートが多大な実績・人脈を利用して絶賛開拓中というわけですね。
関東圏・関西圏を中心に全国手広くやってるので、新たな一歩の不安を感じている方は是非ともサービスを受けてみてくください。
DYM就職
DYM就職は北海道から福岡までの全国に拠点があるので、他のエージェントよりもアドバイザーに会って直接言葉を交わしやすい環境にあるという絶対的な強みがあります。
転職に対する不安を払拭する意味も含め、生の会話の中から自分の適性が見つかることはホントに良くある事なので、ぜひ抑えておきたいエージェントの一つですね。
ハタラクティブ
個人的な印象ですがハタラクティブは比較的事務系に強い印象があります。
アットホームな雰囲気も小心者にはありがたいですね。
しかし残念ながら、求人が関東限定なんです。
このサービスが全国レベルで展開できればどれだけ助かる人がいるのだろうかと本気で思うくらい優良エージェントなので、関東圏の方は是非とも登録しておきたいところ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゆとり世代以外の人からは批判をくらいそうな記事ですが、別に人が何と言おうと気にしなきゃいいんですよ。
結局自分の人生ですし、社会に出た以上は自分で道を切り開いていかなきゃいけないんですから。
それに都合の悪い事実ばかり目に付きますが、実際のところは、
「会社を辞めることにさほどリスクは無いし、転職するのも世間で言われているほど難しくはないよ」
私の経験上はそんな感じですね
これが同世代のリアルな声です。
みなさんが後悔しない決断を出来ることを願ってます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。
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