【アニメ】進撃の巨人がなぜ面白い?3つの理由を分析!
公開日:
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最終更新日:2020/12/16
どうでもいいこと。

アリエナイは面白い!
いきなりですが、私はアニメ、アイドル、エロのオタク三種の神器こそが人生を充実させる鍵だと思っている人間ですw
その中でも最近はアニメに夢中。
特に「進撃の巨人」に絶賛ハマり中です。
何を今更感が半端ないですが、いわゆる周りがハマり始めると途端に避けちゃうアレだったんですよねw
特にアニメが始まった時には、ドえらい騒ぎだったじゃないっすか?
んで、世の中の潮流に誰が乗るもんか!ってな感じで余計な意地を張ってたら今になっちゃわけです。
まぁ、そんなこんなでようやくアニメを見始めたのが2017年の11月。
本当最近の話なんです。
で、見た感想は、いうまでもなく面白い。
なんでもっと早く見なかったんだろう。
しかも、このアニメの凄いところは偶然面白いのではなく、人間が「これ面白い!」と感じるポイントをしっかりついてくるところですよねー。
今回は、そのポイントを3つにまとめてみたので、良かったら最後までお付き合いください。
やるなー進撃。
【理由その1】 王道のキャラ設定
面白いアニメや漫画に共通していることは、主人公のキャラクターが立っていることと、それをサポートするメンバーが主人公の足りない部分を穴埋めする事です。
あんまり意識されないですけど、この要素は本当大きい。
ワンピースやドラゴンボール、こち亀などが長く愛されたのは、まさしくそのお陰です。
逆にいくら設定が面白くとも、途中で主人公が誰だか分からなくなるアニメは面白いと思えません。
最近で言えば、某ゴキブリ漫画がそのいい例。
「火星の環境に順応して独自に進化を遂げた最強ゴキブリに人類が支配される」
この設定は誰がどう見たって面白い。
一見ギャグ漫画っぽいけど、実は本気の格闘漫画というギャップもすげー面白い。
生物の力を人間に移植して火星のゴキブリと闘うという発想もすごくナイス。
それだけに、主人公やその他のキャラクターの個性が平坦に感じてしまうのが本当に残念。
進撃の巨人は、そんなキャラが立つという当たり前の設定を当たり前のように守れているからこそ面白い。
勝気でいつも全力疾走な巨人化という特殊能力を持つエレン。
そんなエレンを時になだめ、時に圧倒的な戦闘技術でサポートするミカサ。
高い知能で二人を支えるアルミン。
書こうと思えばまだいけそうですが、これだけでも十分主人公のキャラは立ってるし、それをサポートするサブキャラもいい具合に役割を果たしています。
王道なキャラ設定は面白みに欠けると思われがちですが、やはり王道たる所以があるわけです。
【理由その2】裏をかく面白さ
巨人対人類の構図である以上、誰しもが最終的には人類が勝つ事を想像するはずです。
が、今のところその気配は一切なし!
むしろ、ドンドン人類が追い詰められていく雰囲気。
このような、人の予想を裏切る展開こそが進撃の巨人の面白さの一つです。
確かに、主人公が悪役をやっつけるというストーリーも面白いんですが、人間が面白さを感じる場面はの多くは「期待を裏切られた時」だと思うんです。
ミステリー小説でもそうですよね。
なんとなく犯人の伏線を張りつつ、実はそれがミスディレクションだったー、というオチの小説は大概面白いです。
進撃の巨人においても似たようなことが言えて、なかなか巨人の核心に迫れない感じや、バンバン仲間が殺されていく感じは、良い意味で読者の期待を裏切ってきます。
え?そこまで徹底的にやるんすか?みたいな。
あと、ライナーとベルトルトが色々知ってる風に見せてますが、実はもっと重大な情報を持った人がどこかに隠れてるパターンですよ。きっと。
しかも、既にその伏線はどこかで張られているはず。きっと。
いずれ真実が分かった時に「そういうことかー!!」ってなるやつですよ。きっと。
まぁ想像半分ですがw
【理由その3】設定のありえなさ
このアニメが面白い理由は「設定のアリエナさ」が一番大きいと感じてます。
圧倒的な恐怖や日常からかけ離れた設定は、人間の好奇心をいい具合にくすぐってきますよね。
自分は関係を持ちたくないけど、興味があるから少しだけ覗いてみたい的な。
ヤクザ、ホラー、スプラッター映画も似たような感じかも。
で、その興味の源泉は、おそらく背徳感の肯定です。
人が殺される、人が傷つく、陵辱を受けるなど、興味を持つことが外道なのはわかってるけど、まぁ映像作品として楽しむくらいなら良いか〜みたいな感覚。
ある種の怖いもの見たさです。
それでいて帰り道に背後にビビっちゃうパターンですよねw
言うまでもなく進撃の巨人にもそういう要素があって、例えば第1話の捕食シーンなんかはその典型。
人が人に(?)喰われるシーンなんて、日常生活ではありえないですよね。
でも、多くの人はそういう事件が世の中に存在してるのを知ってる。
興味本位で事件の概要を調べると、動機や犯人は意外と日常生活の延長線上にあると知る。
そんな事件自分には関係ない・ありえないと分かっていても、本能が勝手に恐怖を感じるようになる。
その恐怖がさらなる興味につながり、この次どうなるんだろか?無事逃げられたんだろうか?なんですぐに逃げないんだ!と、被害者や主人公、設定や実際の状況に自分を投影させ始める。
もうここまで行けば、恐怖と興味が入り混じって最後まで目が離せなくなるでしょうね。
その根っこには、見てはいけないものを見たいという欲求、背徳感があるんです。
進撃の巨人の面白さは、そういう人間の心理をついた所にあると思います。
まとめ
遅ればせながら進撃の巨人にはまっているので、遅ればせながらその面白さを分析してみました。
面白さを総括すれば、勝てそうで勝てないのではなく「圧倒的に勝てない」という絶望感、見てはいけないものを見ている背徳感、その圧倒的な力に立ち向かうキャラの立つ主人公、この3要素が大きいように思います。
まぁ何やかんや言いつつ、面白さは理屈じゃないんでしょうけどねw
進撃の巨人をよーく見返してみると、アニやライナー巨人化の伏線が結構張られてるんですよね。
エレンやアルミンがちょこちょこ気がついてるシーンがあるんですよ。
一度見た人はもちろん、私のように毛嫌いしてた人も、そういう事前情報を知ってみるとさらに楽しめると思いますよ。
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視聴には事前登録が必要ですが31日以内に登録解除すれば一切料金は発生しないので、財布が厳しい人にも安心です。
進撃の巨人以外にも多くのアニメが無料で見られますし、男の子には嬉しい動画も見放題なので(笑)暇な人は週末に一気見するつもりで、利用してみください。
では。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。
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