予備試験短答式試験が終わったのだ
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:
予備試験
いろんな意味でおわた
予備試験が終わって1週間が経ちました。
各予備校の解答速報も出揃い、無事合格ラインに達していた方々、おめでとござます。
鬼門である論文式試験に向けて最後まで頑張って走りきってください!
さて、かくいう私の始めての予備試験の結果は如何なものだったのでしょうか。
今回は、その結果を報告するとともに今後の予定をつらつらと語ってみたいと思います。
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得点はこんな感じ
資格スクエア、アガルートとその他諸々の解答速報によれば、私の点数は、
130点くらいっぽい。(パンキョー次第だけど
つまり、おワタ。
試験までを振り返り
多少言い訳がましくなるんですがご容赦くださいな。
合格点に届かなかった理由一にも二にも、短答過去問のやり込みが圧倒的に足りてないことです。
過去問集は主に早稲田経営出版のやつを利用しているんですが、憲法1/3周、民法2冊とも1/2周ずつ、刑法総論を1周、刑訴1周、民訴・商法・行政法に至っては未だ未開封(爆)です。。
これはおそらく、全受験生の中でもトップクラスにやっていないのではないかと思います。
しかも、刑法各論・商法・行政法に関しては一コマも講義を受けていないので、オール勘です。
新庄ばりに鉛筆コロコロしました。(心の中で
じゃぁ、試験当日まで何をしていたのかといえば、私はひたすらに論文の勉強に集中していました。(民訴、刑訴、刑法総論のみですが・・・。)
まぁ元々今年受かるとは思っていなかったわけで、来年に向けての準備を今年の試験前から行っていた感じです。
そのおかげなのか、民訴は短答ほぼノー勉にも関わらず20点も取れました。(わーい
多分、論文の勉強をそれなりにやってた人ならそこそこ点取れた内容だったんじゃないかなと。
刑法の各論問題に関しても、優しめなのが多かったので助かりました(22点)。
総論に関しては、学説に事例を当てはめる問題以外は取り敢えず自信を持って答えられた感じでした。
もっとも刑訴に関しては、捜査ばかりに勉強が集中していたので正直成績は思わしくなかったです(18点)。
(あとね、個人的に刑法の問1・オの国家公務員陵辱罪(でしたっけ?)は職権乱用に思えないんですよね。ということは、社会的法益に対する罪に関しては被害者の承諾はいかなる場合も無効ということなのかな?誰か教えてチョー)
で、私が試験科目の中で一番出来が悪いと感じていた民法が驚きの26点!
どうやら皆さんの反応を見る限り、今年の民法はすこぶる簡単だったようで、私もその利益を余すとことなく享受したようでした。
ちなみに私は、「確信を持って選べないけど、消去法でこれしか残らんぜよー」状態がほとんどでした。
まぁ、確かに過去問をやった量は少ないけど、民法の基礎知識に関してはテキスト相当読み込みましたからね。
どうやら知識がしっかり根付いていたようで。
ただ、予想通り家族法に関してはグタグダでしたけどね。
無論、行政法・商法に関しては言うまでもないのです。
憲法やばいぜよ
さてさて、以前お話をしたことがあったかもしれませんが、私が本格的に法律を学ぶきっかけになったのが「憲法を知りたい!」という欲求からでした。
そういう経緯があるので、実は法律7科目で最も自信があったのが憲法でした。
統治機構に関しては常識の範囲内でなんとかなりそうだし、人権に関しては通常人の感覚を持ち合わせていれば何とかなりそうだしね。
唯一憲法の概論的知識だけが不安要素でしたが、まぁ出題数も対した事ないだろから何とかなるだろう、何より元々関心が深かった学問だから大丈夫だろう、と、たかをくくっていました。
実際、全教科中憲法が最も早く解き終わりましたし、解き終わった後の感覚もそんなに悪くなかった、そう悪くなかったんです。
予想通り天皇に関する問題、戦争に関する問題も出たし。
8点。(え
しかも、これは部分点を含めての点数。
部分点を含めないで計算すれば、3点問題が一つ正解しただけで、あとは全部バツ。
12問のうち、自力ではわずか1問しか正解することができなったのです。
そういうわけで、部分点の振り分けがないとすれば、合計点数も120点付近まで急降下してしまうのです。
いや、それでもいいんです。
難しいという自覚があればそれでもよかったんです。
問題なのは、「あれ?これ結構いけてんじゃね?」と本気で思ってしまっていたこと。
これは何よりまずい。
だって、正しい答えについて自信を持って間違えているわけですから。
これは来年の短答に向けての大きな課題になりそうです。
大は小をかねるのか?
というわけで、私の初めての予備試験は合格点まで30点以上を残して儚く散りました。
来年の合格を目標にしていたとはいえ、本音を言えば、本音を言えば、本音を言えば・・・民法改正前の今年に予備試験を通過したかった(泣
しかし、勉強をしなかったのが自分なら、それによる不利益を受けるのも自分自身。
現実をしっかり受け入れて来年に向かって一歩ずつ歩みを進めていくしかありませんぬ。
そして、今のうちから大なる論文を徹底的にこなして、小なる短答はとりあえず年が明けてから考えます。
また、商法と行政法と刑法各論と民訴・刑訴の残りの講義もあと100コマ以上ありますから、それらも論文と並行して受けんといけませんので、あと1年ではなく、もう1年しか残っていないと思って、もう死ぬ気で頑張りやす。
という、不特定者に向けた自己満の決意表明でした。
それではさいなら、
最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。
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