理学療法士の転職事情。訪看やデイサービスの時給や求人ってどうなのさ?

      

理学療法士として仕事を探している方へ

(この記事はPRを含みます)

初めまして。
当ブログ筆者であり元理学療法士新常と言います。

おそらくこの記事を開いたということは、転職なりアルバイトなりに興味があるということなのでしょう。

この記事では、その中でも「デイサービスと訪看の働き方&給与事情」に焦点を当てて簡単にお話ししようと思います。

ちなみに転職等の裏話については別の記事で長々語っているので、ぜひそちらを参照してください。

若手理学療法士が3度の転職実体験を語ってみる

それでは早速本編にいきましょう。

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まずは簡単に私のプロフィールをご紹介しますね。

私はフリーで活動している新常と言います。
ちなみにペンネームです。
年齢は29歳、性別は男です。

前述の通り、2020年の8月まで理学療法士をしていましたが色々事情があって退職。
それからはずっとフリーです。

というか、2016年あたりからずっとフリーで働いていたような感じだったんですが、いよいよ本格的にフリーになりました。

職歴は、

2012年 整形外科に就職
2013年 某企業へ転職も3ヶ月で退職
同年    デイサービスに就職
2014年 訪看へ転職
2016年 訪看をパートに切り替え
2020年 訪看を退職、今に至る

と、こんな感じで非常に落ち着かない職歴を抱えています。
転職した理由とかはさっき上で紹介した記事に書いてあるので、そちらを参考にしてください。

今は何をしているかというと、私の趣味である西武ライオンズを応援しながら、気になった選手を理学療法士っぽく分析してみた的な記事を書いたりして生活しています。

あと2018年の冬頃から伊藤塾という法律の予備校に通っています。(オンラインだけど

で、昨年・今年と予備試験と呼ばれる試験を受験したんですが、あえなく撃沈。
また来年頑張ります。

なぜ法律家を志したのかは、また別の記事で紹介したいと思います。

今の目標は、司法試験を突破して交通事故か刑事事件を取り扱う弁護士になること。
もしくは検事になることです。

何とか理学療法士×法律家のダブルライセンスで働けるよう、日々勉強を重ねています。(最近はサボり気味

(一応証明として免許証を)

理学療法士のアルバイトの実態 訪看編

それではさっそく本題に移りましょう。

まず最初に、訪看のアルバイトは非常にオススメです。

なぜなら、訪問スケジュール以外の時間の使い方を自分で管理することができたからです。

例えば、10:00時にAさん宅に訪問の予定があるとしましょう。
基本的にその時間に間に合うように動けばいいので、何時に事務所を出るかは自分で決められます。

私の場合、朝早い訪問の場合は少し早めにでて途中でパンを買ったりしていました。

また、例えば11:30頃に午前の訪問が終わったとしましょう。
本当はそこから1時間休憩なんですが、私は12時までの30分で外食をすませて1時間丸々事務所で寝てましたw

まぁさすがにこれはバレるとやばいんですけどね。
私の事務所はそういうの緩かったので6年間何も言われなかったのはラッキーでした。

こんな感じで病院勤務と違って拘束感がないので、私は訪看勤務はかなり好きでしたねー。

あと患者さんとの距離が非常に近くなるので、内緒で食べ物とかお金とか結構もらいました。

ホント、訪看時代はいい思い出ばかりです。

とはいえ基本的に一人で回ることが多いですから、それなりに患者さんに対して責任を追うのも事実です。

例えば、担当医師への連絡とかケアマネとの書類でのやり取りとか、時には家族への連絡や説明もする必要があります。

この程度であれば病院でも似たようなことがあるかもしれませが、その場には自分一人しかいないというのが病院とは決定的に違うところです。

最初の段階からある程度頭の中でプランを作っておかないと、現場でパニくったりもするので気をつけてください。

そこさえ乗り越えられるのなら、訪看は本当に楽しいですよ。

病院より、施設より、働くなら圧倒的に訪看がオススメです。

ぶっちゃけ本音を言えば

ここからは余談なんですが、なぜ私が訪看に転職しようと考えたかのお話を軽くしたいと思います。

理由はすごく単純で、訪問なら同僚にも見られずに気楽にできるんじゃないかと考えたからです。

これが本音です。
消極的な目的でごめんなさい。

私はすごく小心者で自分に自信がないタイプなので、先輩に見られながらリハビリ介入するのがあまり得意ではありませんでした。

なんか緊張してしまうというか、後からなんか言われるんじゃないかとか考えてしまうと仕事が手につかなくなるタイプなんです。

それなら一人で誰にも見られずに働ける職場で働こうと考えた末に出した答えが訪看でした。

その目論見は見事に当たり、すごく精神的に楽な状態で働くことができました。

そういう意味でも、私と似たようなタイプの人は訪看が向いてると思いますよ。

閑話休題。

訪看の給料ってどのくらい?

これは地域によって大きな差が出るので一概にいくらとは言えないのが申し訳ないところです。

私の場合は、都内勤務で入職後初めて満額を貰った時は確か31万円くらいだったと記憶してます。

ちなみにこれ手取り額ですからね。
保険・年金込みでこの額だったので、かなり良い方だったと思います。

で、途中からアルバイトに切り替えてもらったんですが、その時の時給は2250円。
多分相場が1800〜2000円だと思うので、やっぱり私のところは待遇良かったみたいです。
最終的に週3勤務でしたが、それでも19万円ちょっと貰ってましたから。

まぁこんな感じですね。

理学療法士の実態 デイサービス編

最初に言っておきますが、デイケアではなく「デイサービス」なので注意してください。

で、デイサービスに関しては正直微妙でしたね。
理学療法士としての業務に強いこだわりがあるなら、正直やめた方がいいと思います。

私が勤めていたデイサービスは比較的小規模で、1日の利用者さんは大体10人前後。

肝心の業務内容はというと、メインは機能訓練士の肩書きを持って利用者さん達に運動を指導することです。

ただ、デイサービスはその他の業務が多すぎる。

例えば、入浴介助とかトイレの解除とかは当たり前で、時には昼食作りもやったりします。

冗談抜きでPTとしてのアイデンティティーみたいなのを失いそうになるんで、そういうのが苦手な人はやめた方がいいと思います。

デイサービスは人間関係がすごくよかった

とはいえデイサービスにも良いところありました。

その代表的なものが人間関係です。
これは経験した職場のどこよりも良かったです。

ちょっと卑しい話ですが、デイサービスって基本PTが少ないので割と尊敬されたりします。

病院では低かったカーストがデイサービスだと一気に上がるので、居心地や働きやすさ自体はとても良かったです。

なので、その状況に自分が奢らずに過ごせればとても良い関係を築けると思いますよ。

デイサービスの給料ってどんくらい?

これも地域差があるんでしょうが、私が初めて満額をもらった時は23万円くらいだっと記憶してます。
一般的な病院と水準は変わらないですね。

ちなみに私が働いていた施設は通所なのにお泊りがあったんですよ。

そのお泊りには必ずスタッフ2人が常駐するんですが、それが週1であったのでちょっと生活が不規則になりましたねー。

中にはこういう施設もあるので、転職等をする前には気をつけてくださいね。

やっぱり訪看がオススメよ

まぁこんな感じで、訪看と施設を比べたら圧倒的に訪看がオススメですね。

やっぱり給料も良いし拘束も少なかったので私の気質に凄くフィットしてたなーって思います。

あとは、そのちょうど良さそうな雰囲気の訪看を見つけられるかですね。

参考までですが、個人的に緩めの訪看を見つけるコツは「新規開設」のところを狙うのが良いと思ってます。

それがなければ開設して比較的新しいところ。

古参の事業所ってどうしても古株が幅を利かせているので、ちょっとめんどくさいんですよ。

それに対して新規の事業所はやる気はあれど意外と制限が少ないんですよ。
正直開設者も手探り状態ですから、そこまで気が回らないんでしょうね。

それに全員で協力して事務所を運営していくってのは、思いのほか面白いんです。

最初は全然利用者さんがいないのに、それが徐々に増えていくのを間近で見られるってけっこう快感なんです。
なんというか、子供の成長を見てる気分?って感じでしょうか。

それをスタッフみんなで共有できるたので、凄く良い思い出です。

働き方の価値観は自分次第

もちろん、そんな思い出なんてどうでも良くてとにかく給料が多いところ、とにかく働きやすいところを求める人だっていると思います。

働き方にどのような価値を求めるかは自分次第ですから、自己の思うままに転職・アルバイト先を探すと良いと思います。

ちなみに、私がPTとして転職活動をしてた時は転職エージェントに斡旋をお願いしてました。

転職エージェントというのは、担当アドバイザーが自分に変わって希望の求人探してくれたりとか、希望の求人先と給与交渉してくれたりする求人サービスのことです。
リクルートとかPTOT人材バンクとかが有名所ですかね。

その中でも私のオススメはマイナビコメディカルです。

オススメする理由は単純で、自分が知る限りマイナビ以上に有名なPTOT専用のエージェントが存在してないからです。

私が転職活動していた時はマイナビ以外にも複数エージェント使ってたんですが、正直どこも微妙でした。
というか、マイナビ以外が小規模すぎて求人が少ないんですよ。

そんなわけで、求人の多様性を求めるならマイナビコメディカル一択だと思いますね。

あとは自力でネット検索か、職安って所でしょうか。

でもそれだと時間や移動費が掛かってしまうので、それなら利用無料だし一度マイナビを使ってみるのが良いと思います。

登録したら数日以内に電話が掛かってくるんで、口頭で希望を伝えてください。
あとは待つだけで面接のアポ取りまで全部やってくれますんで。

マイナビコメディカル公式HP

http://co-medical.mynavi.jp

まとめ

というわけで、過去記事と一部重複する所はありましたが、私の訪看と施設の経験談をお話ししてみました。

参考になりましたでしょうか?

もし何かあれば遠慮なくコメントしてください。
可能な限りお返事しますんで。

最後に、現場で働くコメディカルのみなさん、コロナで大変な中本当にお疲れ様です。

社会一般のコメディカルの貢献認知度は相変わらず低いようですが、私も同じ現場で働いていた人間として心より尊敬いたします。

本当にありがとうございます。

それでは失礼します。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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