西武ライオンズの野手育成はなぜ凄い?育つ理由を考えてみるだけの話

公開日: : 西武ライオンズ

      

西武ライオンズ野手育成最強説

どうも!
ライオンズファンの新常です。

薄々感じていたんですけど、西武って野手育成メチャメチャすごくないですか?!
化け物級の選手は少ないですが、それにしても打撃タイトルを取る選手が多すぎる気が・・・。

なんでなやろかー?

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スカウト最強説

野手の育成なんて幻想だ!
育つか育たないかは本人次第だ!
という某サ○ザキ氏の意見に従えば、西武ライオンズはスカウト陣が優秀なだけであり育成は他球団と差はないということになりそうです。

でも他球団はどうか知りませんが、西武のスカウトは結構頻繁に入れ替わってますよね。
それでも次々と優秀な選手をスカウトしてこれるのはいったいなぜ?
一子相伝のスカウト術的なものがあるのでしょうか?

仮にそうだとしたら他球団は西武のスカウトを引き抜けばいいだけですよね。
でもそれをしないのはなぜ?
引き抜けないからですか?
でも西武ライオンズはみなさんご存知の通り貧乏球団で引き抜きに耐えられる財力はないですよ?

確かにスカウティングが優れているのはあるかのかもしれません。

しかし西武ライオンズのスカウトは決して生え抜きスカウトばかりではなく、むしろ東北地方と東海地方のスカウトは西武と全く縁のなかったスカウトです。
そんな生え抜きではないスカウトに一子相伝・門外不出の絶対的スカウト術を教えるでしょうか?
仮にそういうマニュアルが存在するなら私は絶対に教えませんけどね。

なので、スカウトが優秀であることは前提としても、決してスカウトの力だけでタイトルホルダーが育つとは思えないんですよね。

編成最強説

次に編成最強説が考えられますがこれもどうでしょうか。

プロ野球における編成部の最大の見所はドラフト会議でしょう。
アマチュアの選手の将来像を正確に予測して、チームに足りないパーツを的確に補充する。

そこではどの選手を指名するのか?という問題だけではなく、何位で指名するのか?という重要な決定も含まれています。

過去のドラフト会議を見てもわかるように、超主力級に育つ野手を確保するためには基本的に上位枠を割いて指名しにいかなければなりません。
その証拠に坂本選手も山田選手も村上選手もみんな一位指名です。
柳田選手という例外はいますが、これは例外中の例外すぎて参考になりません。
やはり基本的には野手は一位で指名しないと主軸を担える主力は生まれないのです。
これが編成の常識なのです。

しかし西武の場合はどうでしょうか。
森選手を除けば現役で1位指名を受けた野手は今年の渡部選手しかいません。
ほとんどの超主力級の野手が2位以下なのです。
そうだとすれば、上位枠を割かずに主力を獲得した編成部のファインプレーと思います。
しかし本来編成というのはチームの主力を上位で獲得してこそ最強の編成と言えます。
よって、編成が最強だからタイトルホルダーが量産されているとも断言できないのです。

育成最強説

次に考えられるのが野手育成最強説。
ここでの「育成」は「コーチング(教える技術が最強)」と定義します。

多分多くの方はこれこそが西武ライオンズ野手育成の真髄だと思うでしょうが、私の考えはちょっと違います。

確かに選手が伸びる要素としてコーチングは重要な役割を果たしていると思います。
しかし本当にコーチングが育成において重要な役割を果たしているのであれば、なぜコーチが変わっても野手が成長するのでしょうか?

最近は停滞気味ではあるものの、西武ライオンズは断続的・伝統的に野手が強い球団です。
そして当然その間にコーチ人事は入れ替わっており、一貫した指導を継続できているとは必ずしも言えない状況にあると考えられます。
それでもタイトルホルダー級の野手が育つのはなぜでしょうか?
またも一子相伝・門外不出の野手育成方法があるのですか?

仮にそのようなものがあるとすれば、私ならよほど信頼しているコーチにしか開示しません。
しかしながら西武ライオンズの打撃コーチの多くは生え抜きで構成されているわけではなく、古巣球団にいつ引き抜かれるかわからない状況にあります。
以上に鑑みれば、やはり必ずしもコーチングだけが野手育成に大きく寄与しているとも言えないのではないかと考えられます。

環境最強説

そこで私はこの説を唱えたいですね。
西武ライオンズの野手が育つのは何より環境が最強だからなのではないかという事です。
これは冒頭で言った某サ○ザキ氏の意見に一部賛同すると捉えてもらって構いません。

西武ライオンズは本拠地とファーム施設が併設されています。
これは他の球団には見られない立地関係です。
一軍選手はそのメリットを最大限生かし、試合後に打ち込み等の居残り練習を頻繁にしていると聞いた事があります。
果たしてその姿を見て二軍の選手は何を感じるでしょうか。

またファームの球場からは本拠地の屋根を間近に目視する事ができます。
あの巨大な屋根を見て自分がファームでプレーをしている事に悔しい気持ちを抱かない選手がどれだけいるでしょうか。
少なくとも私なら「恥ずかしくて」「惨めで」「悔しくて」普通ではいられないとおもいます。
さらに試合の時間が重なった時には、その一軍選手がプレーする「リアルな音」を感じながらファームで試合をするわけで、これは選手にとってあまりにも「屈辱的」な事だろうと想像できます。

このような悔しい気持ちを忘れずにいられる環境であり、一軍選手が身近にいる環境でもあるからこそ、「意識を高く持ち続けられる選手が多い」のではないでしょうか。

ただでさえプロに指名される選手ですから、素材は皆一級品でしょう。
その選手がこのような環境に身をおける事で意識高く練習に打ち込める。
それが選手の成長を大きく促し、タイトルホルダーの野手がたくさん育つ。

しかしこれは諸刃の剣でもあります。
意識を持ち続けられる事が野手育成における最大のメリットなわけですから、「意識を高く持つ事ができない選手」が増えてしまえば野手育成はおのずと停滞しています。

今後の課題は、このような精神状態にある選手に対してどのようなアプローチを掛けていくべきなのか?という部分になるのではないかと考えています。

まとめ

今回の内容について誤解をしないでいただきたいのは、スカウトも編成も育成も環境も全て最強だと思っているという事です。
その中でも相対的に環境こそが野手育成を促す最大の要因なのではないか?というを伝えたかっただけです。

それではさようなら。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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