西武ライオンズ・渡邉 勇太朗の先発起用はあるのか?

公開日: : 最終更新日:2021/07/11 西武ライオンズ

      

西武ライオンズのトッププロスペクト

こんにちは。
新常です。

2018年ドラフト2位で西武に入団し、今シーズン初昇格・初登板を果たした渡邉 投手。
噂わに違わぬスケールの大きな投手で、将来が非常に楽しみです。

そこで気になるのは将来的な起用法。

今現在は主に大差ビハインドが主な主戦場になっていますが、このまま中継ぎ一本でいくのか、それとも将来的には先発としての起用になるのか、非常に気になるところです。

というわけで、少しだけナベU投手の将来に想像を膨らませてみたいと思います。

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先発?中継ぎ?

結論から言えば、ナベU投手には将来的に中継ぎ一本で勝負して欲しいなと思います。

あくまで現在の能力を基準としているので、来シーズンになれば見方も変わるかもしれませんが、ぜひとも中継ぎで大活躍して欲しいなと思います。

先発起用を望むファンが多い中で、なぜそのように考えたのか?

私の知る限りナベU投手の最速は154キロで、中継ぎ投手としては十分なスピードです。
しかしながら、複数イニングに跨るとAveで147キロ前後に落ちてしまいます。

要するに投げるスタミナがあまり無いということです。

であれば、中継ぎで目一杯腕を振る方が、良い成績を残せるのではなかろうかということですね。

まだまだ球速は伸びると思われ

私の経験上ですが、身長の高い人は22歳前後から体の成長が落ち着いてきて身体能力が向上する印象があります。
で、そこから25歳くらいまで急激に成長していくイメージ。

わかりやすい例が千賀投手やダルビッシュ投手らへんです。

私の記憶によれば千賀投手のデビュー時は(21歳くらい)、中継ぎで150中盤くらいが良いとこでしたが、今では先発としてAve153キロ前後を記録してます。

ダルビッシュ投手に関しても、高校時代のMAXは150キロが良いとこだった記憶があります。
それこそ甲子園に出場していた時は、146〜147キロ出れば良い方だった記憶があります。
それがプロ入り後しばらくしてから球速がどんどん向上し、今ではMAX160キロ近い球速を記録するようになりました。

このように身体的特徴が酷似している千賀投手やダル投手と同じ成長曲線をナベU投手が歩めれば、3年後くらいが本当に楽しみで仕方ありません。

球速で言えば、あと5キロくらいは伸びる余地があると思ってます。

150後半をバンバン投げまっくって、最後はお得意のスローカーブ?で仕留めると。

はい。
3年後のセットアッパー決まりましたね。

ナベU投手の強み

ナベU投手のストレートは球速こそ出るものの、空振りを取れるストレートとは少し違っています。
正直言って、あまり質の良いストレートとは言えないのでしょう。

もっとも、ストレートの球質が劣るかといって抑えられないかと言えば、決してそうではないと思います。

現に一軍で投げ始めた現在も、滅多打ちにあっているかと言われればそうではなく、失点の契機は四球絡みからのポテンヒットやコースヒットが非常に多い印象があります。

要するに、打ち取ったけど運が悪かったという感じですね。

そして投球をじっくり観察すると気がつくことが一点あります。
それは、多くの打者が低めのストレートに手を出すということ。

んでもって、その多くが引っ掛けてゴロアウトになっています。

おそらくこれは、ナベU投手のストレートには角度があるということなのでしょう。

この角度あるストレートこそナベU投手の最大の武器であり、生命線でもあると感じています。

武器に止まらず「生命線」と表現したのにはちゃんと理由があります。

まず、ナベU投手の現在の主な持ち球はカットボール・スプリット・カーブの3種類。
私はその中でもカーブが今後決め球になりゆると感じています。

そして、このカーブを生かすためには低めのストレートの制球力が鍵になると。

これはどういうことかというと、ナベU投手の低めのストレートは手が出やすいことを前提に、低めのストレートに手を出させることができれば、打者は同じ轍は踏まんとばかりにゾーンをあげてきます。
そのような打者心理に追い込むことができれば、ナベU投手の浮き上がるカーブは当然失投に見えるでしょう。

そこからワンバンするくらい低めに決まるわけですから、そんなに簡単には打てないわけです。

となると、やはりナベU投手の生命線は低めのストレートの制球力です。

いかに低めのストレートに手を出させるかが、今後のナベU投手の成績を大きく左右するんではなかろうかと思います。

まとめ

西武ファンの期待を一身に受けて絶賛成長中のナベU投手について、色々と妄想を膨らましてみました。

現段階で私の意見は中継ぎ一本ですが、これも来年になれば意見が変わるかもしれません。

とにかく、ナベU投手の今後の成長に期待しましょう!

では!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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