西武の投手陣はなぜ楽天打線を抑えられないかを考察してみる

      

楽天に勝てないのは左打者に打たれるから?

シーズンも佳境を迎えている中、残念ながら我が西武ライオンズの2021シーズンはほぼ終戦してしまいました。

なぜ、今年はこんなにも悲惨なシーズンだったのか?

理由は言うまでもなく、檻と楽天に負けすぎだからや!!

まぁ山本・宮城投手を当てに当てられまくったわけで、檻に負け越すのはまだわかる。
しかし、楽天に負け越すのは本当に解せない。

というのも、楽天先発陣はお世辞にも良いとは言えず、それなりに点数をとっている。
にもかかわらず、それ以上に投手陣が点を取られまくる。
なぜだ?なぜそんなに楽天相手に失点を献上してしまうのだ?

その答えを今この場でお伝えしようと思います。

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左打者に打たれすぎなだけが原因ではない

ある程度熱心に試合を追っているファンなら、左打者に弱い西武投手陣が楽天に対して分が悪いのも薄々感じていることでしょう。

それもそのはず。
今シーズンの主戦投手の対左の被打率をみれば一発回答。

今井投手 対右:.181 対左:.262
高橋投手 対右:.196 対左:.260
松本投手 対右:.284 対左:.226
渡辺投手 対右:.177 対左:.254

まぁそろいもそろって左に打たれすぎやろ。

楽天の打者は捕手と浅村選手を除いて全員左打者である現状に鑑みれば、対左が苦手な投手が多い西武投手陣が楽天打者に分が悪い理由が良くわかりますね。

ただ、楽天い弱いのはこの被打率だけが理由じゃないんですよ。

本当に深刻なのは対左の四球率

四球率と言う指標があるのか不明ですが、ここでは四球率を「(被打数+四球数)÷四球数」と定義して、何打席に1度四球を献上しているかを計算してみます。

この対左に対しての四球率がマジで深刻。
もうね〜ここさえ改善すれば投手王国なのよ。

今井投手

今井投手 :対右((204+24)÷24)9.5打席に1個(.117)

     :対左((244+55)÷55)5.4打席に1個(.225)   

今井投手は左に対して右の倍近く四球を許していることがわかりますねー。
ちなみにこの数字、対左が連続して続けば続くほど上昇していきます。

具体例をあげれば、鈴木大地・島内・岡島・茂木選手と左が四連続で続いた場合、四球での出塁率が.225が.639まで跳ね上がる計算になります。

そこに対左の高い被打率が組み合わされるわけですから、左中心の打線にめちゃ分が悪いわけです。

はい。

高橋投手

高橋投手 :対右((260+24)÷24)11.8打席に1個(.092)

     :対左((285+30)÷30)10.5打席に1個(.105)   

さすがエースといわれるだけあって、四球の数は今井投手と比べると段違いに少ないです。

今年の高橋投手の飛躍の一旦を担っているのは、間違いなくこの四球数の少なさに起因していることでしょう。

松本投手

松本投手 :対右((201+17)÷17)12.8打席に1個(.084)

     :対左((234+38)÷38)7.2打席に1個(.164)

いや、お前も倍近く出しとんのかーい。   

まぁ松本投手の場合は対左の被打率が低いのでギリ致命傷ですんでる感じなんですかね。

渡辺投手 

渡辺投手 :対右((62+2)÷2)32打席に1個(.032)

     :対左((67+15)÷15)5.4打席に1個(.223)   

ナベUくんは完全に今井イズムの継承者ですね〜。

多分この成績を見るに日ハムに当てたらかなりいい成績残しそうです。
オリ戦で失点が少ないのもなんとなく頷ける。

オリ・山本投手

参考までに球界最強投手である山本投手の四球率も見ておきましょうか。

山本投手 :対右((245+14)÷14)18.5打席に1個(.057)

     :対左((298+18)÷18)17.5打席に1個(.060)   

んー、控えめに言って怪物かな?

打たれない、四球も出さないって、そりゃ点も取られないわな。

平良投手

怪物ついでに我がライオンズの怪物である平良投手も見ておきましょうか。

平良投手 :対右((79+6)÷6)14.2打席に1個(.075)

     :対左((100+13)÷13)8.6打席に1個(.130)   

こんな感じで、実は西武比ではかなり四球は少ない方なんですよね。
打者30人に対した場合に置き換えても平均2.6個ですから、特に目立つ数字ではないと思います。

ほら、平良投手の先発転向がはまりそうな気がしてきたでしょ?ね?ハマるよね・・?

でもポジ情報もあるよ!

以上のようにですねー、西武投手陣はとにかく対左に四球を出しすぎなんですわ。
特に今井投手は対左に限定すれば打たれるのと同じくらいの割合で四球を出しちゃてるから、並べられちゃうときついよね。

ただ、それとは別にポジポジデーターもあるのよ。

実は今井投手と高橋投手と渡辺投手の三人は、あの山本投手よりも対右の被打率が良いのです!!
特に今井投手は規定投球回に到達している投手の中で最も対右の被打率が低いのよ!!

だから、対左の四球を対右の水準くらいまで引き上げられれば、かなり成績の改善が見込めるのよ。
多分余裕で2点代に収まるはず。

それに平良投手が今の成績を維持したまま先発転向してそれがハマれば、2点代前半は期待できると思うの。

となれば、来期のローテーションは、

高橋ー今井ー松本ー渡辺ー平良ー(浜屋?)の平均年齢23.1歳と言う驚異の若々ローテーションが出来上がるってわけよ。

どうよ?
この絶頂っぷり。

たまんねー。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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