比喩表現のうまい人は得!アニメ「カイジ」、島田紳助に比喩を学んでみる。
公開日:
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最終更新日:2016/12/13
どうでもいいこと。

比喩表現使いこなしてますか?
どこかの記事でも書いたんですが、比喩表現のうまい人は絶対得ですよ。
もちろん僕の勝手な思い込みではなく、ちゃんとした統計的な根拠もあります。
現に「この人の話ってどうも聞き入っちゃうんだよなー」って人は大概比喩表現のうまい人じゃないですか?
しかし、比喩表現ってのは一朝一夕ではなかなか身につかないもの。
知識に裏付けたられた語彙力ってのは必要ですからね。
とはいえ、今すぐできることもあります。
それは偉大な比喩プレイヤーから学ぶ事。
というわけで、今回はアニメの「カイジ」と島田紳助さんの言葉より、今すぐに使えそうな比喩表現を幾つか紹介してみたいと思います。
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無抵抗、無秩序な様子
カイジ12話より。
「奈落の淵に泣く赤ん坊」
この表現は、あまりに無力な様を表した言葉ですね。
「奈落」って言葉があるじゃないですか。
この言葉もともとは仏教用語で、本来は地獄を意味する言葉なんですよ。
で、今回紹介した表現は「奈落の淵」なので、まさに崖っぷち。
いわば、地獄との境界線に立たされてる感じなわけですよ。
その崖っぷちで泣いてるのは赤子。
つまりは落とすのが容易であるという様を表現してるんですね。
それを言葉にすると「奈落の淵に泣く赤ん坊」って言葉になるわけです。
諦めることの無意味さを表した言葉
カイジ1話より。
「バスケットボールのゴールが100メートル上空にあってみろ。誰もボールを投げようとはしない」
この言葉あるあるですよねー。
とは言いつつも、人によって解釈の仕方が変わるかもしれませんねー。
僕個人の解釈としては、目の前にチャンスがあるのに無意味に自分でハードルを上げ、諦めるために自分の都合のいい理由を探してしまう、という思考を皮肉った感じて捉えてます。
一ヶ月で100万円稼いだ経験も、ましてやトライした経験もない人が、ハナっからそんな金額稼ぐのは無理って言ってるのと同じ感じだと思うんですよね。
世の中には月100万稼いでる人なんかごまんといるのに、なぜ自分だけできないと思っちゃうのか?
それって無意味にハードルを上げてるだけじゃんって。
悪寒は風邪を引いたときだけじゃないらしい
カイジ13話より。
「心臓を冷えた両手で鷲掴みにされるような悪寒」
これまたすごい比喩表現ですが、状況がとてもイメージしやすいです。
心臓を鷲掴みにされるってのは死を連想しますよね。
それに加えて冷えた両手という冷酷なイメージ。
悪寒の中でも最上級の表現ですね。
ですが、ここまでの悪寒を感じることはあまりないですけどねw
ただ、一般的に言われる悪寒とは一味違う素晴らしい表現だと思います。
失敗の連鎖、不安の連鎖
カイジ14話より。
「カイジ達の上空を死神が旋回していて、心が弱った者の順に取り付き殺していくように」
どうですこれ?
不安が不安を助長していて、それが周りに連鎖しているって感じの表現ですね。
不安を死神に例え、それが連鎖する様を「順に取り付く」って言葉に置き換えてます。
なかなかこんな表現できませんよね。
それに切羽詰まった感じがめっちゃ伝わりますよね。
頼りなさの最上級
カイジの引用なんですが、何話か分からなくなっちゃいました(^_^;)
「無重力の空間を漂うように頼りない」
直感的にスゲー頼りなさそうな感じしますよね笑
この言葉に関しては僕の語彙力不足が露呈しちゃって、どのような補足説明をつけたらいいかわからないですねー。
ただ感覚的に半端なく頼りなさそうだなーとだけ。
理想と現実には乖離があります
島田紳助さんより。
「富士山は遠くから見ると綺麗」
島田紳助さんの比喩表現は抜群にうまいと思いますが、この言葉まさに別格ですね。
実際遠くで見てた方が良かったものって多いと思うんですよね。
恋愛でも仕事でも何でもかんでも。
こんなはずじゃなかった!ってよく聞きますが、実際社会に出るとそんなのザラにあるじゃないですか?
それを日本の象徴である富士山に例えたわけです。
遠くで見れば綺麗だけど、近くに行けば落石もあるし、滑落事故もあるし、麓には樹海もあるし。
頂上までたどり着くにはそれ相応の苦労があるし、人によっては途中で諦めてしまう。
でも頂上まで登れば綺麗な景色、朝日が見られる。
人生そんなもんですよね。
時には刺激を得ることも大事なのかも
島田紳助さんより。
「沖縄の綺麗な景色を見ながら看守に手を括られているよう」
この比喩は浮気をする男の気持ちを肯定した言葉っぽいですね笑
奥さんと沖縄に行くというのはこういう気持ちらしいですw
僕は結婚してないんでよくわからないんですけどね。
あんまりこの手のネタに深入りすると世間が厳しそうなのでこのくらいにしておきます。
ともあれ、表現としては他を圧倒してますよね。
しっかり準備はしましょう
島田紳助さんより。
「戦争に細い棒を持っていくようなもん」
この表現に関しても特に枕詞的なものはいらないですよね。
戦争に向かう時に細い棒だけで臨むことがどれだけ無謀かを考えれば、この言葉を使うタイミングってのは自ずと分かってきます。
準備も大事ですが、それが適しているのかを見極める力というのも重要だということですね。
まとめ
比喩マスターのカイジさんと島田紳助の言葉の中から、特に印象に残ったものを幾つかピックアップして紹介してみました。
というのは建前で、実は書くことがなかったので適当にネタ見つけて書いただけなんですけどねw
今後もいい感じの比喩があれば随時付け足していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。
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