乃木坂46の成功要因はバナナマンと良好な関係を築けたことだと思う

公開日: : 最終更新日:2017/01/15 乃木坂46

      

乃木坂の運営は何気に優秀だと思う

久しぶりの乃木坂関連の記事になりますねー。
どうも新常です。

最近執筆意欲はギンギンなんですが、題材に内容が追いつかなくなってきてめちゃくちゃになってきています(笑

ということで気分転換がてら、久しぶりに乃木坂46の運営分析のエントリーをしてみたいと思います。

タイトルを見ていただければわかるように、私自身乃木坂の成功要因の一つにバナナマンと組めたことが挙げられると思っています。

その理由をつらつらと。

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以前も乃木坂46の成功要因に関しての記事を書きました

詳しくはこちらを読んでくださいな。

乃木坂46、欅坂46が人気なのは美人が多いから?人数が多いと売れる?

この記事の内容を簡単にまとめると、

・乃木坂46は結成時に人数を減らして勝負をかけた
・ある程度の質を保つために追加オーディションを少なくした
・AKBGの選考を通して鍛えられた“選ぶ側”の選考眼の恩恵を受けた

こんな感じです。

そして最終的に乃木坂46はAKBGのいいとこ取りができたので成功したと結論づけました。

しかし!!
私は重要なことを見落としていました。

それは「バナナマン」の存在です。

今思えばバナナマンなしには乃木坂46は語れませんね。

アイドルと芸人に組み合わせは相乗効果を生みやすい

アイドルにある程度精通している人であれば、アイドルと芸人の組み合わせが多いことに既に気がついていたと思います。

AKBとバッドボーイズ、有吉弘行さん。
欅坂46とサンドウィッチマン、ハライチの澤部さん、土田さん。
アイドリングとバカリズムさん。
乃木坂46とバナナマン、イジリー岡田さん。

このように有名どころのグループの冠番組のMCはすべて芸人です。
探せばまだまだあると思います。

ただ、アイドルと芸人の組み合わせが多いのは決して偶然ではなくちゃんとした根拠があると思いますよ。

アイドルと芸人のファンに共通した性質

調査すればそれなりの数字で示せると確信しているんですが、おそらくアイドルの冠番組に芸人をMCに置く大きな理由は「同じ性質を思ったファンが同じ年代に多い」という点にあると思います。

私はアイドルファンと芸人ファンは主に2タイプに分けられると感じています。
具体的には、興味や憧れとして追いかける10代〜20代前半の層熱狂的な追いかけをする20代後半〜40代の層って感じです。

ただ、これ自体は大した問題ではありません。
重要なのはそのファン心理の本質です。

一つのものに熱狂的に打ち込む人は、「それを失った時のこと」を常に考えている傾向が強いんです。
なぜなら、人間は入れ込んできたものを突然失うという未知のストレスに対して知らずのうちにリスクヘッジを行うからなんです。
このことを「防衛機制」と言います。

乃木坂オタを例に挙げれば、「乃木坂46が解散した時に誰を応援すればいいんだ?」「〇〇が卒業したらどうしたらいいんだ?」といったような心理ですね。
そして、そのストレスから逃れるために無意識に別の対象へ「好き」という感情を移行させて現実を受け入れる準備をするんです。
おそらくですが、深川さん卒業後に川後さんに流れたファンが一定数いるんじゃないですかね?

で、このことを心理学用語で「置き換え」と言います。

その置き換えの対象になるのは元の対象に近い存在が対象になりやすく、乃木坂オタで言えばバナナマンやイジリー岡田さん、逆にバナナマンやイジリー岡田さんのファンは乃木坂に対象が移りやすいんです。

そして、バナナマン・イジリー岡田さんと乃木坂46は芸人とアイドルという関係上、ファンの年齢や性質が近いためお互いの芸能活動に対してファンを共有しやすい関係にあるんです。

ちなみに乃木坂メンバーで言えば、深川さん⇨川後さん、高山さん⇄西野さん・能條さん、若月さん⇄桜井さんなどの組み合わせが置き換えの対象になりやすいと思いますよ。

乃木坂46の一番の成功要因はMCがバナナマンだったこと

偶然なのか、それともスポンサーの意向なのかは分かりませんが、今の乃木坂46はバナナマンのサポートが無ければ間違いなくここまで大きくなれていなかったと感じます。

お互いの関係が良好だからなどという曖昧な言葉ではなく、しっかりとした事象的な根拠も揃えられると思います。

例えば、バナナマンの芸能界での立ち位置。
最近では設楽さんを筆頭に「タレント」としての活動が主になっていますが、彼らの元々のジャンルは「芸人」です。

そして、彼らの芸風は語りではなくコント。
すなわちファンが若い男女に偏っていたことは容易に想像がつきます。

先ほど言ったアイドルと芸人はファン層が似ていることも相まって、バナナマンという存在と共に活動する事で若い男女が「乃木坂46」を知るきっかけになっていることは間違いありません。

その中には「アイドル」という存在に対して偏見を持っていた人もいると思いますが、バナナマンの「おしゃれ」なイメージが偏見を持った層さえもアイドルファンに変えている事は間違い無いと思います。

バナナマンといえば公式グッズがおしゃれな事で有名ですし、そのおしゃれなイメージを持っているバナナマンファンが「バナナマンが司会やってるなら見てみよう!」という感じで乃木坂46を知るきっかけになっているのはネット上の情報でも明らかですしね。

相乗効果はバナナマン側にも波及しているはず

先ほどはバナナマンが乃木坂のチャネルとして機能しているとお話ししましたが、その逆もしかりです。

乃木坂46が好きで「乃木どこ」を見ていたらいつの間にかバナナマンにハマっていた!なんて人も大勢いるはず。
これこそが心理学で言う「置き換え」です。

乃木坂46の露出が減ってきたらバナナマンに安心感を求める一方、ノンストップなどで設楽さんを見ると「無意識」に乃木坂の事を思い浮かべる人も多いのでは?

つまり、乃木坂46の冠番組のMCを務められたおかげでバナナマンファンも増えたと考えられるわけです。

バナナマンを司会に招聘できた運営の企業努力は讃えるべし

私個人の意見ですが、乃木坂46運営に携わる企業の一番の功績はバナナマンを司会に招聘できたことだと感じます。

バナナマンを司会に据えることで、「今までは芸人ファンだったけどアイドルもいいかもなー」といったような“潜在的なアイドルファン”を開拓できたわけですから。
そして、バナナマンをMCに招聘するのは相当な企業努力と千里眼があったと推察できます。

今となってはテレビ出演ランキングで毎年トップ3に入る設楽さんですが、「乃木どこ」が始まった2011年10月の時点ではTOP20にすらランキングされていません。

しかしその翌年の2012年のランキングでは2位を大きく突き放しての1位に輝いています。
乃木どこの2012年期放送分の50回を差し引いてもぶっちぎりの1位です。

つまり、番組の編成上2011年後半の時点で設楽さんは翌年超売れっ子になるとある程度分かっていたわけです。
バナナマン側のスケジュール調整も相当大変だったと思いますよ。

とはいえ、設楽さん自身も実際に忙しくなり始めたの2012年からなので、本当の意味でブレイクするかのかは2011年10月時点では分からなかったはずです。

その時期にMCとしての資質を見抜き、面舵を任せた運営の千里眼・企業努力・度胸は素直に讃えるべきかと。

「乃木どこ」が始まるタイミング、バナナマンのスケージェル、バナナマンが2012年に爆発的に売れたという事実、すべての要因が乃木坂46にとってプラスに働いていると感じます。

芸能界での立ち位置はまだまだ一方通行

ぶっちゃけバナナマンと乃木坂46の良好な関係はまだまだ一方通行だと感じます。
正直芸能界での立ち位置に差がありすぎますよね。

乃木坂46のメンバーがバナナマンの冠番組やラジオに呼ばれる機会は多いですが、その逆はありません。

もちろんアイドルという性質上乃木坂46が冠番組を持つのは容易ではありませんが、それでも芸能界での立ち位置を確立できればいずれ「本当の意味での冠番組」を持てる日がいずれ来ると思います。

それでも現状の乃木坂46の力では仮に番組を持てたとしてもバナナマンをゲストとして迎えるのはちょっと厳しいかと。
司会進行や番組の内容が充実するかどうかは怪しいところかと思います。
というか確実にバナナマンに食われて終わるかと(笑

それに設楽さんのように朝の情報番組に定期的に出演しない限り世間の認知度も限定的なので、ぶっちゃけ乃木坂だけの冠番組では視聴率も取れないかもしれないですしね。

ただ、バナナマンの周辺には「おぎやはぎ」や「劇団ひとり」、「とんねるず」などといった関東の最強お笑い軍団がいますからねー。
乃木坂46にとってこれはとても心強い事かと。

そんなわけで、今の力関係では乃木坂46の認知度を上げるのにバナナマンの協力が必要不可欠な状態ですが、いずれこの関係が逆転してきた時に本当の意味で乃木坂46は日本一のアイドルになれかもという期待を密かに持っています(笑

とはいえ、それもこれも乃木坂結成初期の時にバナナマンを司会に招聘できたことから全てが始まっているので、やはり今の乃木坂はバナナマンなしでは語れないですね。

まとめ

今日の記事は内容が雑かもw

乃木坂46とバナナマンの関係を見ているとほっこりするという人も多いようなので、乃木坂46は是が非でもバナナマンを離すわけにはいきませんな。

では。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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