理学療法士の国家試験対策の勉強法に過去問暗記は必要ないと思う

公開日: : 最終更新日:2021/01/08 理学療法学生向け

      

勉強は狙いを絞ってするもの

私は昔からあまり勉強が好きではありませんでしたが、勉強のツボみたいなのを知っていたのでそこそこ成績はいい方でした。

ただツボと言っても特に大げさな話ではなくて、単に出題されそうな部分を復習するだけ。
でも、以外とこれが出来ない人が多いんですよ。

どうしても直前になると知識不足が気になって、無駄に手を広げてしまう。
で、結果自滅する。

試験に落ちる黄金パターンですね。

もしこれを読んでいるあなたが新たな分野に手を広げようと考えているなら、それは考え直した方がいいと思います。
それよりも今やるべき事は、「苦手を把握して徹底的に潰す」ことです。

これさえしっかりやればPTの国試なんて鼻くそほじりながら合格できますよ。

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この記事は国試に答えの暗記はいらないでしょ?と云う持論を爆発させているだけの記事です。

もし具体的な勉強法が知りたい方はこっち

PTOTの国試対策の具体的な勉強法!

国試対策をした期間は1ヶ月程度

私が学生の頃は実習が11月まであったので、国試や就活にあまり時間を割くことが出来ませんでした。
しかも基本おさぼり体質なので、気がついたら年が明けてるという。

で、年明け一発目に三輪書店の模試を受けたんですよ。
そしたらまさかの110点。

三輪模試は難しいと聞いてたんですが、まさか年明けのこのタイミングで110点しか取れなかったことは想定外だったのでさすがに焦りました。

でもそこから気持ちを入れ直して、きっちり計画を立てた上でそれを消化。
自分なりに万全の状態で本試験に望んだ結果、本番で220点。
ドヤ。

この間約1ヶ月です。
ドヤ。

ただ、この期間死ぬほど勉強したわけではなくて、日によりばらつきはあるものの大体3時間〜5時間くらい。
結局勉強は量も大事ですが、それよりもその量の部分をどの範囲に注ぐのかが大事なんだなーって。

苦手な問題の選定作業はクソ大事

前述した通り、私の勉強法はある程度の範囲を予測した上でそれを潰すという方法です。

そこで最初に取り組んだのが、とりあえず学校で配布された過去問を全部やってみるです。
学校からは過去10年分の過去問を配布されてましたから、まずそれをやってみました。
そうすると解ける問題と解けない問題がハッキリしてくるので、その中から解けなかった問題だけを別枠でストック。

ここで大事なのは、分かるかなー分かんないかなーといった微妙な問題は取り敢えず苦手に分類することです。
こんな所で見栄を張っても仕方ないので、勉強不足の自分を恥じるように苦手を受け入れましょう。

あとはその問題を徹底的にぶっ潰すだけ。

具体論はこっちに書いてます。

参照:PTOTの国試対策の具体的な勉強法!

勉強は理屈の暗記ゲーよ

先ほど抽出した苦手問題を潰す作業に入るわけですが、単に答えを暗記ゲーしているだけでは本番までに確実に忘れます。
勉強で大事なのはいかに暗記した記憶を保っておけるかですから、ここをなんとかしないといけませんね。

そこで必要なのが、理屈を暗記する事です。

当然この作業は辛いですよ。
そもそも苦手な分野は理屈が分からないから苦手なわけなのに、その理屈を理解して暗記しろって話ですからねー。

でも勉強ってそういうもんですし、ここは一段ギアを入れ替えて頑張るところ。
参考書なり、先生なり、文献なりを駆使して理屈を理解してそれを暗記ゲーです。

捨てる勇気も大事

そうは言っても、問題の中にはどう頭を捻っても理解出来ないものが必ず出てきます。
そういう問題は時間の無駄なので捨ててください。

極端な話PTの試験は6割とれれば合格できる世界なので、数問捨てた所で大して合否に影響しません。
むしろ、その時間を使って別の問題に力を注ぐほうがよっぽど高得点の可能性が上がります。

確かに分からないものを分からないままにしておくのが不安なのは理解できます。
やっぱり全てを理解した上で本番に望みたいですもんね。

でもほら、冒頭で言ったやつですよ。

無駄に手を広げすぎて自滅しますよ。

どうせ周りのみんな分からないんだから、そんな問題無視しとけばいいんです。

あとはひたすら繰り返す

ここまでたどり着ければ、あとは繰り返しゲーです。

苦手を抽出→理屈を暗記ゲー→問題に戻って理解できてるか試すゲー→以下エンドレス

結局記憶の定着にもっとも有効なのは繰り返すことですから、理屈が頭に入るまでひたすら繰り返すだけです。

得意分野は地獄の入り口

受験生にありがちだと思うですが、やたらと得意分野を伸ばそうとする人いますよね。
これマジで地獄の入り口だと思います。
気をつけた方がいいです。

得意な問題はスラスラ解けるので、どうしても力を注ぎたくなりますよね。
解けない問題より解ける問題やってた方が気持ちがいいですから。

でも、そこに時間を割くと苦手分野を潰す時間を失ってしまうので、確実に点数が伸び悩みます。

このように、得意分野を伸ばそうという思考は試験対策においては地獄の入り口。
ほどほどに切り上げてさっさと苦手分野に殴り込みを掛けるべきですね。

最後に念押し

本文中で勉強は暗記ゲーであり、繰り返しゲーであると言いました。
いや確かにその通りなんですが、何でもかんでも繰り返せばいいわけではないことは再度頭の片隅に入れといてください。

試験までの時間は有限なので、今の自分には何が足りないのかをきっちりと取捨選択した上で、その足りない部分を繰り返しゲーして補って欲しいんです。
そのためにわざわざ過去問を解いて苦手を把握したわけですから。

これさえ守れれば鼻くそほじって逆手で答案書きながらでも余裕で合格できますよ。

それでは頑張ってください。
応援してます!

2500文字以内に収まったー。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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Comment

  1. 野球 より:

    本文を読ませて頂きました、
    自分も今現在国試の点数が上がらず
    学校の先生方からお叱りを受けています
    どのような勉強方法が自分にあってるかすら
    把握出来ていません、
    よろしければアドバイスなど
    よろしくお願いします

    • niitsune mune より:

      こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      具体的に点数はどのくらいですか?
      それによって方法が変わってくると思いますが、先生方も叱る前に具体的な方法を教えるべきかと思いますね・・・。笑

      そうは言っても人の責任には出来ない世界なので、自分の勉強法を探る間に試験当日を迎えてしまっては本末転倒です。
      なので、本当に何から手をつけていいのか分からない場合は過去問をひたすらループしておけばOKだと思いますよ。
      繰り返すことで嫌でも反射的に答えが分かるようになると思います。
      私の同期生の中には過去問10年分を30回ループした強者もいましたしw

      ただ、それだけ伝えたのでは芸がないので参考までに私の考え方をお伝えしておきますね。

      会社経営、リハビリ、テスト対策、これら全てに共通することは「現状を把握して正しい計画を立てる」という事です。
      その際は「国試合格!」などという抽象的な計画ではなく、短期目標・中期目標・長期目標となるべく具体的に計画を立てるべきです。
      あくまでゴールは国試で170点以上を取ることにあるので、そこに行き着くまでに現在足りていない要素を逆算思考で徹底的に洗い出しましょう。
      で、その時に私が用いた方法が、「過去問5年分を一周だけ超真剣にやってみる」でした。
      そして、その際は必ず「何が分からなくて迷ったのか?」&「こういう確信を持って選んだ」など、答えを選ぶに至った経緯を問題の横に具体的に記しておきました。

      そうする事で自分の知識の傾向が見えるようになってくるので、

      得意分野を伸ばせば170点に近づくのか?
      苦手分野を克服しないと170点に届かないのか?
      もっと言えば、どこの分野をどの程度、いつの時期までに何点改善することが出来れば170点に近づくのか?

      という、具体的な目標がより明確になりましたねー。

      というわけで、今はまだ焦る時期で無いので、勉強法云々の前に現状把握に努めてみてはどうでしょうか?
      出来れば今週中に自分の立ち位置を把握して、今自分は何を補うべきなのか?という次のステップに進めるのが理想かなーと思います。

      長くなりましたが、また何かありましたらコメントお願いします!

  2. 野球 より:

    ありがとうございます!
    現在過去問では一度やったので、
    点数は取れるのですが答えを覚えてしまっている状態なので、意味がない感じがします
    主様のやり方は自分の学校の中のいい先輩が実施していたやり方に似ています!
    その方も一番下の方にいたのですが、
    過去5年分を解き調べ物などをして
    基礎知識などをつけたと言っていました
    自分は業者模試の結果が95点しかなく、
    本当に焦ってて、しかし、クエスチョンバンクなどを使っても頭に入りづらく、
    自分も過去5年分を必死に解き
    それを根元から調べようと思います
    自分には調べ癖が無かったため今になって
    苦労しています!
    主様と先輩との共通な点は調べ物をして
    それを自分のノートにまとめるということ
    なので自分も真似してみようと思います!

  3. 野球 より:

    現在の自分は生理学や基礎分野が苦手なので
    過去5年分をやってみてピックアップをしていこうと思います

    • niitsune mune より:

      これは完全に私の経験則ですが、専門問題は実習を乗り越えられた人であれば特に勉強せずとも概ね合格ラインには届きます。
      なぜなら、現場で知り得た知識はその時の映像と共に長期的に記憶されているからです。

      ですが、基礎問題というのは学力と点数が正比例するので、どこまで言葉の意味を深く理解しているかが重要になります。

      なので、ただ調べて書き写すのではなく、時間をかけて意味をしっかりと理解しながら進めていく事が重要だと感じます。
      言葉の関連性を図や表などを用いて論理的に覚えていくと矛盾が少なくなり効率が上がりますよ。
      私は家でブツブツ呟きながらまとめたりしてましたw

      そして、答えを覚えてしまっている、という状態に対して危機感を覚えているのは非常に素晴らしいと思います。
      ただその反面、時には丸暗記が役に立つこともあるという点は忘れないようにしてください。

      基本的に私はリスク回避志向なので、何か物事を進める時に道を一つに絞ることは絶対にしません。
      試験対策でもお金稼ぎでも、必ず複数の道を用意して一つがダメになった時に方向転換が出来るように準備しています。
      頼るものが一つしかない状態というのは思いの外怖いものです。

      ですので、しっかりと理解を深めた上で反射的に解けるくらい答えを覚えておくのは決して悪いことでは無いと思いますよ。

      それと補足ですが、最近話題になっているWELQのようにインターネット上の情報はかなり懐疑的な部分がありますので、調べ物をするときは極力インターネット論文や図書館に置いてある教科書等の情報を参考にしてください。
      私のお勧めは「病気が見えるシリーズ」です。
      絵付きで解説も分かりやすいので、ぜひ一度読んでみてください。

  4. 野球 より:

    ありがとうございます!
    ちなみに主様は学校の成績は
    どの程度だったのでしょうか?
    よろしければ教えてもらっても
    よろしいでしょうか?

    • niitsune mune より:

      私の成績ですか・・・・w

      教科にもよりますが、物理や数学などの「暗記しない系」の教科は比較的成績は良かったんですが、歴史や古文漢文などの「ややこしい系」はすこぶる苦手でしたw
      PT系の学問で言えば、生理学や統計学系は得意でしたが、概論系や解剖学系の暗記ものはとても苦手でした。
      順位でいえば、生理学や統計は40人中1〜3位付近、概論系や解剖系は赤点ギリギリの30位付近って感じです。
      総合して20位付近だったと記憶していますw

      まぁ国立大の受験に失敗しているくらいのレベルなんで、どれも大した事ないレベルですよ。
      井の中の蛙ちゃんですw

  5. 野球 より:

    主様は全然成績のいい方ですよ!
    自分なんて1〜2年まで赤点もとるし
    多くて三教科、少なくて一教科でした
    生理学は本当に苦手でどうしていいか
    わからず毎日焦ってます!
    今からでも十分に間に合いますかね?

    • niitsune mune より:

      間に合うか間に合わないかではなく、間に合わせるつもりで頑張ってください!
      来春吉報を待ってます!

  6. 野球 より:

    ありがとうございます!
    頑張ります

  7. りっちゃん より:

    こんにちは。来年二月の国家試験を受ける者です。
    医歯薬の模試で123点でした。
    ものすごく落ち込んでしまって
    このままでは本当にやばいです。
    今はクエスチョンバンクで勉強しています。
    不安で仕方ありません。

    • niitsune mune より:

      こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      この時期に不安で仕方ないのは誰しもが同じだと思いますが、りっちゃんさん自身、模試の結果を受けて具体的に何がどのようにヤバいのか考えてみましたか?

      • りっちゃん より:

        こんばんは。
        まず基礎がしっかりと
        固まっていないこと。
        実地問題で高得点が
        取れない事だと思います。

        • niitsune mune より:

          それだけ自己分析が出来ていれば、今やるべき事はなんとなく見えていると思います。
          あとはその方法ですね。

          基礎固めと仰っていますが、具体的にどの分野の基礎が御座なりになっていると感じますか?
          過去問や模試の結果からりっちゃんさんの得意不得意の傾向が読み取れると思うので、ぜひ詳細に分析してみてください。

          これは完全に私見ですが、基礎問題は知識が定着するまでに時間が掛かるのでインプット・アウトプット共になるべく多くの時間を割くべきかと。
          基礎問題は単純に学力の差なので、やればやっただけ自分の知識として還元されます。

          一方の実地問題に関しては、実習や座学で得た知識を元にある種の“勘”が働く部分もあるので、学生同士でディスカッション等を積極的に行って、楽しく知識を共有するといいかなーと思います。
          体や道具を使いながら皆で一つの事例を考えると、効率も上がり、スムーズに知識が入ってくると思いますよ。
          もし周りがそのような雰囲気でない場合は、一人で動作を真似てみる、先生に聞いてみるなどして、とにかく知識を体現するように意識してみてください。

          • りっちゃん より:

            ご返信ありがとうございます!
            最近は生理学が悪かったので
            生理学を勉強し、
            生理学の順位は19/80になりました。
            解剖学は半分より少し良いくらいで
            運動学が後ろから数えた方が早かったので
            まずは運動学だと思います。

            グループ学習を行っているので
            提案してみようと思います!!
            アドバイスありがとうございます。

  8. 野球 より:

    質問失礼します!
    主様以前はアドバイス
    ありがとうございました!
    自分は基礎分野が模試で全く
    点数がとれませんでした!
    過去問の傾向などもあまり理解できず、
    病気が見えるなどで色々、
    試行錯誤してます、ちなみに
    病気が見えるで基礎分野は
    勉強出来ますか?
    よろしくお願いします

    • niitsune mune より:

      「病気が見える」に関しては病態の論理を理解する為の参考書だとお考えください。
      なので、言葉の意味(基礎)が理解できていないと難解な参考書に映るかもしれませんが、逆に言葉の意味がしっかり理解できていると各語彙の関連性が掴みやすくとても役に立つ参考書です。

      私自身の経験談ですが、やはり基礎分野の知識を定着させるには、過去問に出てくる「知らない言葉」「理解が曖昧な言葉」をひたすらピックアップして自分なりの辞書を作るといいかなーと思います。
      (作り方に関しては先に回答した通り、文献をひたすら探すという方法です)
      で、そのインプットした知識を友達などに向けて解説(アウトプット)してあげてください。

      そして、人に説明する際は必ず(1)要点を絞って(2)難しい言葉を分かりやすく(3)道筋を明確にして(4)短い文章で、この4点を意識して解説してみてください。
      アウトプットのハードルを高く設けることでインプットの質が自然と高まりますし、情報の取捨選択(リテラシー)も高まって効率良く知識の出し入れが可能になると思います。

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