人生に遠回りは必要?インターネットの使いすぎは危険!
公開日:
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最終更新日:2016/12/14
人間関係・人生

人生は遠回りすべき?
皆さんは人生において遠回りって必要だと思いますか?
ぶっちゃけ僕自身はどっちでもいいと思うんですが、たまには無駄なことをしてみるのもいいのかなぁ〜と、思う時があります。
ただ、インターネットの普及とともに、遠回りの必要性が徐々に薄れていってる感が否めません。
ということで、初心に帰って遠回りの必要性を考えてみたいと思います。
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世の中は最短を求めている
インターネットが世に出回ってから、早いもので21年が経ちました。
僕が物心ついた頃にはすでインターネットが世の中に出回っていました。
その21年余りの間にインターネットは驚くべき進化を遂げ、ネットの普及とともに世の中の構造は大きく変化しました。
その証拠に、今まで苦労して得る必要があったものが、ものの数秒で手に入ります。Googleしかり、Yahooしかり。まさにアルゴリズムさまさまです。
その中でもアマゾンなんかは典型だと思います。
少なからず人手は必要なものの、徹底的な在庫管理を実施し、いつどこで誰がどれだけの在庫を持っているのかを見える化することで顧客のニーズにいち早く応えることができるようになりました。
その結果、即日配送を実現することに成功しました。
何気ないことですが、めちゃくちゃすごくないですか?
最短距離はメリットばかりではない
最短距離は便利であるが故に、受け取る側のメディアリテラシーの向上が求められます。
ウェブ媒体で言えばキュレーションサイトで例えると分かりやすいかもしれません。
不特定多数の人から情報を提供してもらい、その情報を自身の所有するサイトで公開してもらう。そうすることで、一人では得られなかったスピード感や莫大な量の情報を操作することが可能になりました。
ただ、さまざまな情報が錯綜する現代において、キュレーターがどれだけ正確な情報を見極めることができているのでしょうか?
キュレーションサイト自体は画期的かつ合理的なシステムではあるものの、そのあたりの信ぴょう性には疑問を感じます。やはり受け取る側のリテラシーは必要不可欠です。
とは言いつつも、キュレーションサイトが今後のインターネット業界を牽引していくことに意義を唱える人は少ないと思いますけどね。
ネット依存は抜け出せない
偉そうなことを言ってきましたが、僕自身も情報のほとんどをネットに依存しています。
近頃、仕事でも勉強でもすぐにインターネットに頼ってしまう若者が問題視されてますよね。いわゆるゆとり世代。
もちろんゆとり世代だけではないでしょうが、大方ゆとり世代を揶揄する時に使われますよね。
僕もその一人なんですが、正直この依存から抜け出すのはなかなか難しい。
なぜなら、人間は楽な方へと逃げ道を作るから。
情報を得るツールとして、本、新聞、教科書、先生に聞く、テレビを見るなどの方法があります。
その中でも、好きな時に好きな情報を得ることができるインターネットは頂点と言っても過言ではないと思います。
つまり、簡単に情報を得られるインターネットは万人にとってありがたい存在であり、誰しもがその便利さに感動、依存しているというわけ。一人が一台以上携帯を持つ時代になっているので、ある意味これは必然といえるでしょう。
社会全体が依存の流れに乗っているので、なかなか抜け出すことが難しいんです。
情報の全てをネットに依存してしまうのが危ない本当の理由
「そんなの知ったことかよ。誤った情報は見極められるし、ちゃんとした倫理観もあるから最短距離で情報を得られるネットを選ぶぜ!」って人も中にはいるとおもいます。
では、少しだけ視点を変えて考えていきます。
インターネット以外の選択肢があるということは、必要な情報をどの媒体から得るかを考え、それを行動に移す必要があります。
例えば、戦争の情報を知りたい!⇨○○さんと、○○さんの著書が有名だな!⇨本を探そう!
こんな感じで、記憶と情報と行動は常に表裏一体の関係なんです。
しかし、インターネットしか選択肢が無い場合、媒体を考える必要がなくなります。
戦争の情報を知りたい!⇨インターネットで検索だ!⇨〇〇さんと、〇〇さんの本が有名だから探そう!
このように記憶の回路を使わなくなってくるため、情報同士が繋がらなくなる可能性があるんです。
つまり、短絡的な思考になる可能性があるってこと。
さらに言えば、本であればどの本のどのページに書いてあったかを思い出す必要がありますが、インターネットだとその必要はありません。
これって危険な感じしません?
ネット依存は少子高齢化の原因に
話を本題に戻します。
今まで話してきた内容は、人間が楽をすることの本質について話してきたつもりです。要は、本能的な側面もあるし、周りに流されやすい国民性もあるんじゃないのってこと。
前述したように、ネットに依存して効率を求めることにより、今まで以上に楽をしたがる文化へと変化しつつあると感じてます。
例えば恋愛で言えば、振られるのが怖いから告白しないとか、彼女なんかいらねーっていう人とか。
そういう人に限って、時間がないとか仕事が忙しいとかって言ってみたり。
振られるという失敗を恐れて、告白をしないという楽な道を選んでるとしか思えない。
あれ?!それって僕じゃんw
個人レベルの話であればこの程度で済むからいいですが、長期的な目線で見れば少子高齢化の原因になりかねません。
なぜなら、結婚率が落ちることが想定されるから。これ冗談じゃなく結構深刻な問題なんです。
少子化の対策として子ども手当を給付したとしても、根本的な問題は何一つ解決していません。
だって原因は結婚率が落ちることによって、子供が減ってることが問題なのだから。
たかがネット依存、されどネット依存です。
遠回りは必要だと思う
というわけで、僕自身は人生において遠回りは必要だと思っています。
前述したように、もちろんそんなことないぞーって人もいると思います。僕の意見が一般論とは限りませんからね。
楽だから近道ってわけじゃないし、苦しいから遠回りってわけでもないですね。
ただ一つ言えるのは、今までの失敗が成功への近道になっているってことです。
言い換えれば、失敗する方法を回避することができるようになったって感じですね。
時間をかけていろいろなことにチャレンジして来て、少しの成功とそれなりの数の失敗をしてきましたが、だいたい失敗する時は共通してるんですよ。
その轍を踏まないようにするには経験しかなくて、その結果、一見遠回りなことが最終的に近道になったりすることも多々有りました。
ただ、すべての事象に言えるわけではないので難しいところなんですけどね。
まとめ
皆さんがどう感じるかはわかりませんが、何かの役に立てばいいなと思って書きました。
読んでいるうちに気がついた方もいらっしゃるかもしれませんが、「近道をしたがる問題」は顕在化してきています。
特に少子化や結婚年齢が高くなってきている部分などはその典型ですね。
というか、結婚適齢期を逃して結婚率が落ちることにより子供が減ってるって考えたほうがいいかもしれません。
逆に言えば、だからこそ街コンや婚活などと言った仲介ビジネスが成り立ち、これからも発展する可能性があるって側面もあるんですけどね。
少し話は変わりますが、いろんなブログ読んだり、社会的に偉い人と話したりすると人生の深み的なものを感じることが多いんですよね。
で、そういう人に限ってめっちゃ遠回りしてるんです。
それもありえないくらいw
そういった意味でも、人生って遠回りする必要があるんじゃないかなーって思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。
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