乃木坂46の歌詞が良いオススメ曲を全楽曲からランキング形式にして発表してみる

公開日: : 最終更新日:2017/11/30 乃木坂46

      

このブログは乃木坂ファンに支えられています。

どうもこんにちは。
新常です。

最近頑張って更新しているおかげなのか、乃木坂関連の記事に対する検索流入がどかッと増えてきました。
何の気なしに書き始めた乃木坂系の記事ですが、改めて大きくなったんだなーとしみじみ感じております。

私の中で○ちゃん系のまとめサイトや某キュレーションサイトとは一線を画した存在であり続けたいと思っているので、書いて欲しいネタなどがあれば遠慮なくコメント欄にお願いしまーす。

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“歌詞の良さ”を定義するのは難しい

今回はタイトルにあるように「乃木坂の歌詞がいい曲」を独断と偏見でランキングにしていこうと思っているわけですが、そもそも“歌詞が良い”という言葉を定義するのはとても難しいんですよね。

「共感したー」「泣けるー」「しみるー」などと評価される場合がありますが、これはその人の背景と歌詞の内容が重なったが故に起ったシンパシーのようなものだと思うんです。

つまり、当人の主観的に見て良い歌詞と感じるだけであり、人によっては全く共感しえない歌詞の可能性があるとも言えるわけです。

とはいえ人間は価値観が違ってこその個性なので、双方の意見は尊重されるべきだと思うわけです。
良い歌詞だと感じる人もいれば、そうでないと感じる人もいる。

だからこそ“良い歌詞”というのは定義が難しいんです。

ただ、私自身はある程度根拠や方向性が明確になっていないと嫌なタイプの人間なので、今回に限って“良い歌詞”の定義を勝手に決めさせてもらいました。

良い歌詞の定義は3つ

良い歌詞を勝手に定義付けするにあたって私一人が納得するような定義だと意味がないので、なるべく多くの人に納得してもらえるような定義を考えました。

良い歌詞の定義を当ブログでは以下の3つに定めます。

1、タイトルとの整合性が取れているのか?
2、ストーリーとして完結しているのか?
3、分かり易く簡潔に構成されているか?(比喩も含む)

この4つをもっと分かりやすく一言で言い換えると、「深読みしなくても充分意味が通じる歌詞」といった感じ。

恋愛系、自己啓発系、元気が出る系など、乃木坂の楽曲の歌詞にも幾つか種類があると思うんですが、今回定義する“良い歌詞”は歌詞の方向性は考慮せず、とにかく意味が分かり易くストーリーとしてまとまっているものを選びました。

そんなわけで、以上の3点を軸に私の独断と偏見で乃木坂46の歌詞が良い曲をランキングにしてみたいと思います。

 

では早速ランキングを見ていきましょう!

 

第12位 僕だけの光

個人的にこの曲は結構好きな曲です。
ノリや明るさなど、良い意味で乃木坂46の楽曲らしくなく、他の類似楽曲としてはポッピパッパパーに近い感じ。

歌詞全体を通して一貫性があり、「僕だけの光」というタイトルに対して歌詞の内容も実に明確です。
聞いててとても理解しやすい歌詞だと思います。

ただ、歌詞に一貫性があるのとストーリーがしっかりと作りこまれているのとは全くの別物。
この曲の歌詞に関してはストーリー性が弱いなという印象がありました。

そんなわけで12位です。

でもノリはとてもGOODだと思いますよー。

歌詞はこちらから僕だけの光

収録シングルは裸足でSummerです。

第11位  制服のマネキン

乃木坂46の4枚目のシングル曲ですねー。
君の名は希望に次ぐ乃木坂を代表する楽曲だと思います。

この曲の歌詞のすごいところは「感情のない人」=「制服を着たマネキン」と比喩的に表現したこと。

正直、私自身歌詞全体のストーリー性がイマイチ掴めないんですが、それを補って余るくらいに「制服を着たマネキン」という表現レベルの高さが光っている歌詞だと感じます。

簡単そうに見えてこのような心理描写ってかなり難しいと思うんです。
メタファーが得意な秋元さんならではの歌詞ですよね。

歌詞はこちらから⇨制服のマネキン

第10位 Threefold choice

どこか東京スカパラダイスオーケストラを彷彿とさせるようなスカの軽快なリズムに乗って歌い上げる純愛系(?)の歌詞。
ランニングベースが非常に耳心地よく、ノリノリで爽やかな曲だと思います。

さぁ本題の歌詞ですが、一部を除いてはとても完成度の高い歌詞だと感じます。
何よりストーリがとても分かりやすいです。

タイトルにもあるように3者択一を迫られている男の子と、その男の子に恋する女の子たちの恋愛模様を描いた歌詞です。
一見ドロドロした印象を持つと思うんですが、実際は全くそんなことはなくかなり純愛寄り。
青春を描いたちょっとしたCMのシチュエーションにありそうな歌詞です。

ただ、三人の女性の全体像がはっきりしないんです。

当事者である女性、自分が彼女と言い張っている女性、残るあと一人は?って感じなんです。
あるいは私に読解力がないということなのかもしれません。

それでも、スカが好きな私としては結構好きな曲の一つですね。

歌詞はこちらから⇨Threefold choice

収録アルバムはそれぞれの椅子です。

第9位 僕が行かなきゃ誰が行くんだ?

私個人としてこの曲は秋元康ワールドが爆発した曲だと思います。

歌詞の始まりが「Once upon a time」から始まっているので、この時点ファンタジー感を前面に出していこうという意気込みを感じます。

で、実際の歌詞も「世界の果てを見たい少年」といった感じのかなりファンタジー要素の強い歌詞になっています。
そして、歌い出しのファンタジーのイメージは最後までしっかりと繋がっているのも凄くGOOD!

それ以外にも一番と二番の歌詞の関連性もしっかり取れていますし、絶対に超えてはいけない柵を「ドクロが並んだ不吉の柵」、地球には果てがあると信じられていた事を「滝」、そしてそれが勘違いだっと気がつかされた時に「地球は丸い」と、それぞれ表現したのは鳥肌もんです。

「僕が行かなきゃ誰が行くんだ」=「人の言うことは鵜呑みにしない」という逆説的な解釈も秋元さんらしさが爆発してます。

アップテンポの中にどこか闇のあるメロディーと、ファンタジー要素の強い歌詞の融合はまるでジブリ作品を見ているかのようです。

歌詞はこちらから⇨僕が行かなきゃ誰が行くんだ?

収録シングルは夏のFree&Easyです。

第8位 環状六号線

この曲はいかにもアイドルって感じのフワフワした楽曲。
歌詞の方向性は「縮まりそうで縮まらない二人の心の距離」を描いた純愛系の歌詞です。

使われている言葉も簡単ですし、物語としての構成もいい感じです。
何より、お互いの心の流動性を環状六号線の流れに例えた表現は素晴らしいと思います。

四季の流れを心とリンクさせる小説や表現は腐るほどありますが、工事中の幹線道路と心の流動性とをリンクさせるのはかなり斬新なのなーと。

ただ、最後の「進まない恋の記憶」という表現には少し「?」がつきます。
何となく矛盾を感じるというか・・・。

歌詞を読んでいる限りすごく順調にいっているように読み取れるので、どういう意図があって「進まない」と表現したのかだけ気になりました。

歌詞はこちららか⇨環状六号線

収録アルバムはそれぞれの椅子です。

第7位 扇風機

12位の「僕だけの光」に続きこの曲は個人的に結構好みの曲です。

歌詞を聴いて情景を思い浮かべると、まるで谷崎小説のエロスな部分読んでいるような気分にさせられる名歌詞。
届きそうで届かない、純愛そうで純愛でない。
幼さそうで幼くない。
そんな感じのムズムズした印象を受けます。

扇風機というタイトルの意味も歌詞を読んでいけば必ず納得していただけることと思います。

使われている言葉も簡単な言葉ばかりですし、数ある乃木坂の曲の中でも情景描写・心理描写の美しさは1、2を争うと感じますね。

simple is bestとはこの曲のためにある!

歌詞はこちらから⇨扇風機

収録シングルはガールズルールです。

第6位 やさしさなら間に合ってる

扇風機が谷崎小説なら、こちらの曲は五木寛之小説。エロスの谷崎に対して甘酸っぱい五木って感じです。
失恋ストーリー系の歌詞としては乃木坂の中で一番の完成度を誇っているように感じました。

一番と二番の歌詞にも一貫性がありますし、「やさしさなら間に合ってる」という強がりを、最後の歌詞で「やさしくしないで」と言い換えている部分も良い表現だと感じました。

「優しくされたいけど無理矢理にでも気持ちを離れさせたいから“やさしさなら間に合ってる”って嘘ついてたんだなー」というのがよくわかる歌詞の構成ですし、タイトルとの整合性もバッチリだと思います。

ストーリが分かりやすく、ドストレートな表現がいかにも五木小説っぽいです(笑
昭和の香り漂うメロディーも面白いですね。

歌詞はこちらから⇨やさしさなら間に合ってる

収録シングルは制服のマネキンです。

第5位 心の薬

自己啓発系の歌詞の中では一番分かりやすく共感を得やすい歌詞かと思います。
心の薬がなんであるかを歌詞の中でしっかりと表現されていますし、心の薬が必要な時の解決方法もしっかりと提示しています。
起承転結のお手本のような文章です。

秋元さんにしては比喩表現が極端に少ない歌詞ですが、これはこれでストレートな感情が伝わってくるので良い歌詞だと思います。

ストーリー性という意味では「扇風機」や「やさしさなら間に合ってる」などの曲の方が優っているように感じますが、多くの人から共感を得るという意味ではこちらの歌詞の方が優れている感じがしたので5位に持ってきました。

兎に角歌詞が分かりやすいのが良かったですね。

歌詞はこちらから⇨心の薬

収録シングルはおいでシャンプーです

第4位 なぞの落書き

良い意味で幼稚園児でも分かるくらいの超絶わかりやすい表現、言葉が使われています。
曲調もふわふわとして陽気のいい日に聴きたい曲。

Aメロ、Bメロ部分の一小節ごとに当てられている歌詞がとても短いのに、サビに入った瞬間言葉の応酬という2面性を持った楽曲に仕上がっています。

卒業をコンセプトに書かれていますが、一切の暗さは無く曲調がポップなのでいかにもアイドルソングという印象。

この曲の素晴らしいところは「扇風機」に次ぐ情景描写の巧妙さです。
歌詞を読まずとも情景が浮かぶくらい理解しやすく、巧妙な描写がされています。

扇風機より上位にした理由はストーリーの一貫性。
起承転結がしっかりとした歌詞なので、聴き終わった後に扇風機よりスッキリする感じの印象がありました。

歌詞はこちらから⇨なぞの落書き

収録アルバムは透明な色です。

第3位 ガールズルール

女性の心情を上手く描いたポップな曲なのに、どこか切ない印象を与える歌詞です。

女子高生の仲良しグループで海に行く的なストーリー構成もとても分かりやすいです。
それに、ガールズルールというタイトルに対しての整合性もバッチリ。

一応私なりの解釈ですが、ガールズルールの定義は「いつの日にか今日を思い出すまで秘密の話は海に流す」といった感じで歌詞中に描かれています。
これが秋元さんの想像したガールズルールなのであれば、タイムカプセルを連想させるような響きで結構好きです。この表現。
青春思い出すなー的な。

一昔前のトレンディードラマを見たような錯覚を覚える、少しノスタルジックな雰囲気を持つ定番アイドルソング&歌詞です。

歌詞はこちらから⇨ガールズルール

収録シングルはガールズルールです。

第2位 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた

この曲に関しては歌詞を読んだ時思わず「オーーー!」って声をあげそうになりました。
順位は2位ですが、乃木坂46の全楽曲の中で一番の完成度を誇る歌詞なんじゃないかなって思ってます。

メロディーのシリアスな感じともよく合っていますし、何より歌詞自体がどこをとっても文句のつけようが無いです。

比喩もたくさん使われていますし、矛盾も一切なし。
しっかりサビの最後にもオチが付けられていますし、表現にもまるで違和感がありません。

些細な嘘が人生を変えてしまうという人生においての教訓になる歌詞です。

歌詞の一貫性もバッチリですし、「たった一つの秘密作ってしまっただけで君と僕は違う空を見ている」この部分の歌詞とタイトルの関係は考えただけで鳥肌もんです。
いやー、すごい。

歌詞はこちらから⇨あの日 僕は咄嗟に嘘をついた

収録シングルは何度目の青空か?です。

第1位 ないものねだり

私の中で文句無しの1位が最新シングルに収録されている橋本さんのソロ曲「ないものねだり」です。

この曲の歌詞は他の追随を許さないくらい別格だと思います。
橋本さんの卒業という補正抜きにしてもダントツ一番。
橋本さんという人物像を見事に3分強の中に詰め込んだ超力作だと思います。

赤の他人が当事者の感情をここまで組み込んだ表現ができるものなんでしょうか?
凄まじいぜ。

橋本奈々未初ソロ曲「ないものねだり」は乃木坂史上に残る名曲

歌詞はこちらから⇨ないものねだり

収録シングルはサヨナラの意味です。

AWAの無料ストリーミングでないものねだりをフル視聴

まとめ

いかがでした?
賛否両論あるでしょうが、私が定義した「良い歌詞」に当てはまるのは以上の12曲かなーという感じがしました。

実は私はこの記事を書き上げるまで乃木坂46の曲は10〜15曲程度しか認知していませんでした。

そんなわけで、あらゆるメディアを駆使して丸々2日以上掛けて聴き込み&読み込んでのミーハーな12曲なので、乃木坂ファンの人にはもしかしたら納得いかない部分もあるかもしれません。
そのあたりは寛大にお願いしますね。

あと、曲を厳選する過程で紹介しきれていない曲が10曲前後あります。
それらはパート2でいずれ紹介しますねー。

では。

11/2追記 パート2をアップしましたー。

乃木坂46の歌詞がいい曲を全楽曲からランキングpart2

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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