理学療法士・作業療法士国家試験対策の勉強法!

公開日: : 最終更新日:2021/01/08 理学療法学生向け

      

国試対策に向けた具体的な勉強法を伝授!

リハ系学生のみなさんこんちゃ。
元理学療法士の新常です。

この記事はPT国試に向けて今具体的にどんな勉強をするべきか?、と言うのを主観100%で語っていく記事です。

実は以前にも同じような記事を書いているんですが、あれから3年ぐらいが経過して自分の中で勉強法洗練されつつあります。
その自称洗練された勉強法をここで吐き出してみたいと思います。

もし過去のやつが気になる方はこちらからどうぞ。

理学療法士の国家試験対策の勉強法に過去問暗記は必要ないと思う

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本題に入る前に!

主観100%の感想ですが、私は学生時代最も充実していた期間が国試対策期間だったと思っています。

実習前とはまた少し違った心境で、一つの目標に向かって全員が同じ方向を向いてる感じがとても好きでした。
遅くまで教室に残って教えあったり、一人暮らしの友達の家で勉強合宿したり、時々遊び行ったり。
とにかく友人らと同じ目標に向かって必死になってる時間が楽しかったんですよ。

こういう感情は社会人になってから一度も感じたことが無いので、やっぱり学生特有の楽しさだったんだなーって社会人8年目にして感じます。

多分みなさんはそんな実感無いと思いますが、今はとても貴重な時間なんです。
だから頑張りつつもしっかり楽しんでくださいね。

答えの丸暗記は不要

それでは本題に入ります。

まず私自身試験対策を始める上で、答えの丸暗記は不要だと考えています。
なぜなら、知識の流用・応用が効きにくいからです。

例えば「肩関節は一軸関節である」と言う選択肢があったとして、この答えを「一軸関節ではない」と暗記していたとしましょう。
その暗記知識のみで本番に臨み、「肩関節は多軸関節か?」と言う問題が出た時に、正確な判断が可能でしょうか?

一軸関節でないことは分かるけど、多軸であるかは分からないと言う状態になってしまいますよね。

まあこの程度の問題なら間違えることはないと思いますが、これがもう少し応用的な問題の場合にはどうでしょか?
途端に不安になりますよね。

過去問の答えの丸暗記は「答えの丸暗記」と言う知識は身につきますが、「試験に受かるための知識が身についている」とは言い難いんですよ。
なので、勉強の際にはその選択肢の正否を「正確に理解」することが何より重要なんです。

「一軸関節ではない」と言う事を覚えるのではなく、「多軸関節である」と言う正しい知識を暗記しておく必要があるという事です。
その上で理解にいたった「ロジックを」しっかり暗記することが大事なのです。

具体的には、「なぜ肩関節は多軸関節なのか?」と言う部分を暗記しておくと言う事ですね。

こうする事でたとえ試験現場で多軸関節か分からなくなったとしても、肩関節の構造から多軸である事を導けるようになると思います。

わからない問題を選定する

本番の試験でつまずかないためには、今何を勉強する必要があるのか?と言うのを知るがとても重要です。

まず試験は合格点を上回らないと合格できませんよね。
つまり、上回るためにはどこを補完すべきなのか?というのを考える必要があるという事です。

具体的には「得意な部分は後回しにして苦手部分を潰す」と言う事ですね。

おそらく試験範囲の全てが得意な人はほんの一握りだと思います。
せいぜい得意分野で5割取れれば御の字な人が多いのではないでしょうか?

という事は、その5割を徹底的にやり込んでも点数が伸びないわけですよ。
今やるべき事は残りの苦手5割のうち、どこをやり込めば6割の合格ラインに届くのか?というのを考える作業です。

そのために一度10年分くらいの過去問を解いてみましょう。
この作業で得意分野と苦手分野がハッキリすると思います。

で、過去問を解くときに必ずして欲しいのは、自信の無い選択肢には全てマークをつける事です。

正確な理解ができてないなーと思った選択肢にマークをつけることです。

大事なことなので二回言いました。

例えば、

若年者と比較した高齢者の歩行で正しいのはどれか。

1. 歩隔は狭くなる。
2. 歩幅は大きくなる。
3. 腕の振りは減少する。
4. 両脚支持期は短くなる。
5. 遊脚相における足尖と床面との距離は大きくなる。

第54回 午前 第28問

この問題を例にあげてみます。

若年者と比較した高齢者の歩行で正しいのはどれか。

1. 歩隔は狭くなる。
2. 歩幅は大きくなる。
3. 腕の振りは減少する。
4両脚支持期は短くなる。
5遊脚相における足尖と床面との距離は大きくなる。

こんな感じで正誤が曖昧な選択肢の枝番号に蛍光ペンなりでマークをしておきます。

あとはマークをした部分をしっかり理解する事です。

・高齢者の歩行の特徴が曖昧だなー
・年齢と腕の振りの関係ってどうなるんだ?
・両脚支持期ってなんだっけ?
・遊脚相ってなんだけ?

こんな感じで、とにかく少しでも怪しいなーと思ったら躊躇せずにマークしてください。
もう一度言います。
マークをする時の大事なポイントは「見栄を張らずに」「知らないことを恥ずかしがらずに」マークをすることです。

マークをする意義

上記のマークをしたところでその意義をしっかり理解しないとただの塗り絵になって終わってしまいます。

マークをする意義は大きく2つ。
ひとつは復習の便宜、もうひとつは苦手分野の可視化です、

科学的にも私の経験上にもそうですが、知識を蓄えるには何より反復が重要です。
とにかく復習復習復習です。

しかし、2月末までのリミットがあるので過去問全部を復習していては必ず取りこぼしが発生します。
そこで苦手な問題を可視化してより復習の時間を効率化しようという作戦です。

これをする事で復習すべき問題が分かりやすくなり、時間を効率的に使えるようになります。
復習のための優先順位付けって感じですかね。

あとはひたすら復習をする

上記の作業が完了したら、あとはひたすら苦手を潰すために復習をするだけです。

方法は解説を読むでも図書館で調べるでも良いと思います。
とにかく自分の理解が曖昧な部分を潰しましょう。
潰して潰して潰しまくりましょう。

どうしても分からない問題は捨てる

ただ、どれだけ復習をしても理解できない問題というのは必ず出てきます。

そういう問題は思い切って捨てる勇気も必要です。

そのような問題はどうせ周りも分かってないんで、さっさと切り捨ててしまってください。

例え周りに答えが分かってる友人がいたとしても「はーすげーなー」で流してください。
その友人の知識評論会に付き合う必要はありません。
時間の無駄です。
どうせ本番の正答率は低いですから。

「168点」を超えることが最重要課題であって、全問正解をすることにそれほど価値はありませんからね。

復習の範囲が徐々に狭くなっていくのが理想

復習が佳境を迎えると、問題を見ただけで答えが浮かぶレベルになってくると思います。
そうやって苦手分野をドンドン狭めていくことで復習にかける時間がグッと減ってきます。

そこまで持っていければ合格はほぼ手中に収めたも同然です。
問題はそこまで持っていけるかにつきます。

これはどれだけ復習に時間を掛けたかによって変わってきますから、とにかく復習オブ復習です。

世の中勉強せずに点数が取れるほど都合良くないですからね。
とにかく努力あるのみです。

本質を理解している人は勘で答えてもだいたい当たる

最後になりますが少し余談を。

がっつり対策もしたし、捨てる問題は捨てたし、もう準備バッチリだ!
と意気揚々と本番に臨んだとしても、現場で「未知の問題」「考えたことのない様な問題」「過去問に出ていなかった問題」というのは必ず出てきます。

しかしよく考えてみてください。

履修すべき範囲は決まっているわけで、当然試験員会もその範囲の中からしか問題を出さないわけです。
そうだとすれば今ある知識で必ず正解にたどり着けるはずなんです。
むしろ履修範囲外から問題出してきたら不適切問になりますからね。

あとは現場でパニックにならずに、どの知識を応用すれば答えにたどり着けるかを現場思考で頑張って導くしかありません。
というか、過去問をしっかり理解していれば本質が理解できているので応用問題にも強くなります。
なので、「理解」が何よりも大事なんです。

あとは最終手段として、その様な問題は捨ててください。
どうせ正答率低いですから。

いずれにせよ、本番でパニックにならないためには「盤石な基礎」を作り上げることです。
もうこれ以上できないと云うレベルになれば、自身もみなぎり本番でも緊張しなくて済みます。

どうか残り短い期間を有効に使って、そのレベルまで自分を引き上げてください。
そうすれば来春きっといいことがあります。

これを見たみなさんが来春笑顔でいられる様に願っています。

それでは頑張ってください!
応援してます!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
お役に立てれば光栄です。

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